木更津駐屯地航空際

木更津駐屯地航空際
2019年12月8日木更津駐屯地航空際にて撮影

2011年8月26日金曜日

勇者の娘と出刃包丁 1巻 読了


勇者の娘と出刃包丁 1巻 読了
和六里ハル/著 双葉社/刊 20110811第1刷600円 ACTION COMICS
 実写TV番組「勇者ヨシヒコと魔王の城」面白いですな。なまじマンガ原作でドラマ化した番組よりも面白いと思います。予算が少ない事を逆手にとり、舞台的演出でもって役者の演技を売りにするのが戦略なのでしょう。カメラのカットを細かく切らず、UPとかズームを多用せず画面を固定しているのが良い例かと。「戦国鍋TV」とかの流れでしょうか。制作者サイドは「モンティパイソン」を目指しているような気がします。RPGゲームのパロディながらやっていることは「西遊記」とか「水戸黄門」のパターンを踏襲しているのもワザとでしょう。時代劇のセットに西洋ファンタジーの衣装に違和感を感じるのは昭和の時代を経た人々の感性であって、平成育ちの視聴者には関係無いのかもしれません。そこがツボになっているのかな?和式時代劇も西洋ファンタジーも平成育ちの人々にはどちらも異世界なのでは。
 興醒めなリアルな話をすると、一神教を信じない生き物は言語を使用し意思疎通が出来たとしても“人間”ではありません。光と闇の戦いは西洋ファンタジーに限って云えば神の教え(=法)を信じる“ロー”の陣営と神の教えを信じない混沌とした“カオス”の陣営との戦いであり、勇者は神に祝福された存在です。その伝で云えば一神教の国ではない日本は“カオス”の陣営と云う事になります。日本国内に居る限り全然関係の無い話なのですが、“カオス”の陣営ではない国々の中で唯一“ロー”の国に準じて扱われている稀有な国と見ることも出来ます。日本のRPGゲームが全般的に欧米で受けない理由もなんとなくわかるような気がします。閑話休題。

 さて「勇者の娘と出刃包丁」。近藤るるるクリソツな絵でもってエロマンガ界に衝撃を与えた著者和六里ハルも、いまだ似ているとは云へ、かなりオリジナルの画風へと変化してしまいました。掲載誌の指向からしてもヤングアダルト以上の層を目指しているのでしょう、アダルト指定ではないけれど小学生等に手渡すには躊躇する描写が存在します。設定としてはRPGゲームの世界観の延長線上もしくはパロディとなっており、ゲームに興味が有るもしくは有った人には笑える内容となっています。勇者母子の珍道中記かと思いきや、後半からストーリーは何処へ向おうとしているのか、ある意味興味が湧いてきます。まあ宿敵登場が当然と云えば当然のお約束でしたね。

 内容紹介:人間と魔族との戦いから16年。戦争を終わらせた伝説の勇者の娘・りんくは、貧乏な生活とどうしようもないママにイライラが爆発寸前。ある日、死者を蘇らせる「蘇生の魔法」の存在を知ったりんくは、勇者の父を生き返らせてママを更生させるため冒険の旅に。なのに、何故かママまでついて来てしまった!大ボケだけど最強な巨乳ママと発育の遅い娘、凸凹親子のちょいエロ珍道中第1巻!(アマゾンより引用)
(COMICすもも[漫画アクション増刊}掲載)

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