木更津駐屯地航空際

木更津駐屯地航空際
2019年12月8日木更津駐屯地航空際にて撮影

2011年6月30日木曜日

パンティ&ストッキング with Garterbelt 読了


パンティ&ストッキング with Garterbelt 読了
TAGRO/漫画 GAINAX/原作 角川書店/刊 20110604初版560円 角川コミックス・エース
 米国でお馴染みの“カートゥーン”アニメの表現方法をそのままパクッた日本製“お下劣”な作品。日本では輸入されるだけの馴染の薄い “カートゥーン”ですが、“カートゥーン”でなければあれほどの“お下劣”感を表現することは出来なかったでしょう。そう云う意味では表現の幅を広げたわけですが、商品として消費者に受け入れられたかどうかは別な話になります。どれほどグローバル化が進んでも、国ごとの民族毎の笑いのツボは、そう簡単に均一化しないようです。
 下品とは異なる、お下劣を扱いながらどこかインテリっぽいマンガを描ける日本唯一のマンガ家TAGROにコミックス化の話が振られたのは、ある意味必然であったと思います。しかしアニメ監督と旧知であったとは知りませんでした。
 著者TAGUROの普段の絵柄とは異なり、アニメの絵柄そっくりで驚嘆しました。初めはアニメーターの誰かが描いているのか、著者TAGROがアニメーターとして参加しているのか、と思ったほどです。掲載ページが少ないせいか、お下劣感は薄まりアニメの設定を生かしつつ著者TAGROの世界観を上手く再構成していの展開。余力があれば独自路線で展開してもらいたいものでした。

 内容紹介:落ちこぼれ天使姉妹パンティ&ストッキングが、ゴースト退治で大暴れ!放送コードギリギリのカルトアニメを、あのTAGROがコミック化。下ネタ満載のアブノーマルギャグ降臨♪(アマゾンより引用)
(ヤングエース掲載)

2011年6月29日水曜日

幻影博覧会 4巻完結 読了


幻影博覧会 4巻完結 読了
冬目景/著 幻冬舎/刊 20110624第1刷590円 バーズコミックス
 探偵事務所を開いた松之宮遥のもとへ、恩師の紹介で来た助手は可憐な少女だった。少女高苑真夜は雑用をこなしつつ、折に触れ不思議な知識を披露し、松之宮を手伝っていた。
 以下オチを云っちゃいますけど、いいですか?
 結論から述べると、高苑真夜は未来人でした。未来に帰る時が近づいたので、真実を知る“恩師”と名乗る人の手により松之宮から引き離されそうになりますが、かぐや姫が月に帰ったように、出逢った人々に別れを告げ少女も未来へと帰りました。めでたしめでたし。
 昨今のマンガやアニメやライトノベルの劇的な物語に馴れてしまうと、なんと起伏な無い物語かと思ってしまいますが、現実世界の日常などそんなものかもしれません。例え未来人が居たとしてもです。
 内容紹介:冬目景が描くレトロミステリー、完結!! 真夜の両親から託された“もの”が二人に見せたのは未来の技術―――!?ますます深まる自身も知らない真夜の謎に松之宮は……。(帯より引用)
(月刊コミックバーズ掲載)

2011年6月28日火曜日

日々にパノラマ 3巻完結 読了


日々にパノラマ 3巻完結 読了
竹本泉/著 メディアファクトリー/刊 20110630初版590円 MFコミックス
 世界は不思議なことに満ちている。
 幼児にとっては日々が冒険なのではないかと考える次第。「よつばと」や「リューシカ・リューシカ」は実に巧に幼児の世界を物語化していると思います。大抵の場合、年を重ねるに日常の中の新鮮な驚きは消え去り、幼児と同じ視点に立つことは出来なくなりますが、幼児が驚いている姿に感動している自分に驚いてしまいます。
 そんな日常に対する幼児的驚きを、ちょっとな不思議を織り込みながら描くマンガ家竹本泉の今シリーズも終了です。完全な一話完結型のため、いつ終わっても、何処で終わっても気にならない完璧なストーリー展開。“技”ですねぇ。

 内容紹介:東京都下、本州よりはるか南(というより東)の火山島。高校生になっても相変わらずの島の住人、智尋たちは今回も島の至る所にある不思議な彫像の謎に迫ったり、幽霊船に出会ったり、大雪が降ったり(これは普通?)、毎回起こる事件をのほほんとやり過ごします。いつもと変わらぬ南国ライフを送りつつ、完結です。(アマゾンより引用)
(コミックフラッパー掲載)

2011年6月27日月曜日

劇場版そらのおとしもの 時計じかけの哀女神(エンジェロイド) 観了


劇場版そらのおとしもの 時計じかけの哀女神(エンジェロイド) 観了
 深夜に第一期第二期と放送されたTVアニメの劇場版。内容的には総集編+番外編的。主人公桜井智樹に恋をする同期生として、風音日和を登場させ、TV放送名場面を編集し、さも当初から劇中に居たかのような辻褄の合った演出に感動。脚本と編集が上手いのでしょう。
 主人公の地上世界の日常と“シナプス”と呼ばれる天空世界の非日常のギャップと謎が本作品の売りの一つですが、この劇場版の作品内では説明が無く、TV版視聴者もしくは原作マンガ読者を対象としていると思われます。
 冒頭主人公の幼馴染が巨大化して主人公を地球から踏み抜くシーンで写される日本図を見ると九州が舞台みたいですね。ところで、エンディングテロップを見ているたら、多分動画マンだと思いますが、「沈」の姓を見つけました。大陸ぁ半島の人かもしれませんが、日本人だとしたらもしかして秀吉の朝鮮出兵の時に九州に連れて来られた陶芸の一族でしょうか?この「そらのおとしもの」って九州に縁のある作品?
 TV放送でも劇場版でもストーリーに完結はしていないので、TV第三期放送かOVAによる続編が計画されていると推測しています。楽しみですが、出来ればTV放送をお願いします。
 嗚呼、本宅の地デジ化が未だだった。

(以下yahooより引用)
原題: -
製作年度: 2011年
別題: -
製作国・地域: 日本
上映時間: 96分

スタッフ
監督:柳沢テツヤ
製作総指揮:-
原作:水無月すう
音楽:岩崎元是
脚本:柿原優子

キャスト
保志総一朗(桜井智樹)
早見沙織(イカロス)
美名(見月そはら)
鈴木達央(守形英四郎)
高垣彩陽(五月田根美香子)
野水伊織(ニンフ)
大亀あすか(ダイダロス)
福原香織(アストレア)
日笠陽子(風音日和)

 解説: 漫画家・水無月すうによる原作とそれを基にした深夜アニメが話題となった「そらのおとしもの」の初の劇場版となる美少女SFアニメ。主人公の少年と空から落ちてきた美少女の姿をした未確認生物たちを中心に、劇場版では主人公に思いを寄せる一人の少女も絡ませ、新大陸“シナプス”の謎を描いていく。総監督と監督は、本シリーズのテレビアニメ版で絵コンテや演出を手掛けていた斎藤久と柳沢テツヤ。ちょっぴりエッチで奇想天外な作品の世界観を楽しみたい。シネマトゥデイ(外部リンク)
 あらすじ: 「平和が一番」をモットーにする中学生、桜井智樹。智樹が住む美しい自然に囲まれた町・空美町に未確認生物のイカロス、ニンフ、アストレアが空から落ちてきたことから、智樹の平凡な日々は変化していく。そんな智樹の姿を見守る風音日和だったが、智樹の所属する新大陸発見部に入ることを決意。ところが、楽しい日々を送る日和をある悲劇が襲い……。
シネマトゥデイ(外部リンク)

2011年6月26日日曜日

X-MEN:ファースト・ジェネレーション 観了


X-MEN:ファースト・ジェネレーション 観了
 映画「X-MEN」三部作で二派に分かれ戦うミュータント達のリーダー双方の出会いを別れを描くシリーズ四作目。
 三部作においては超能力者達の学園を舞台としながらも、風来坊のウルヴァリンと最前線で戦える中堅の学園の先生方が物語りの中心となってしまい、生徒達が単なる足枷か予備軍としての活躍しか描けませんでした。強力な力を持っているだけの“人間”として社会システムの変革を内側からするか、外側から行うかで火花を散らす二つの超能力者団体の葛藤を描いた印象が強く残りました。もし日本で作ったら子ども達を物語の中心におき、明るい子ども達の未来に希望を持たせて終わったことでしょう。設定を借用しつつ全く別物を創り出してしまう“日本”のお家芸本歌取り。「絶対可憐チルドレン」が正にそうではないでしょうか。
 ストーリーとしては“マグニートー”誕生の物語。確かに未来のマグニートーやプロフェッサーXに似ているけど、車椅子なのでマグニートーと並んで立ったシーンは無いけど、プロフェッサーXの方が背は高くないですかね?
 悪役のケヴィン・ベーコンが元ナチスとして独逸語は話すは、ロシア語は話すはでカッコイイ悪役を演じています。やはり悪役が強く暗く輝かないと正義の味方がかっこよくならないですよね。今回のケヴィン・ベーコンは、かかって来いヒヨッ子ども、みたいな感じで素敵。
 主人公達が操る最新鋭秘密兵器が“ロッキードSR-71ブラックバード”。戦略偵察機としてカッ飛ぶしか能の無い機体が低速で旋回までしてしまう超特撮。実用機としてはSR-71のデザインが究極なカッコ良さでしょう。「トランスフォーマー/リベンジ」でコンボイ指令が勇者シリーズのロボットの用にSR-71を背負ってしまうのも、考えている事は皆同じだからではありますまいか。SR-71の確認のため今回ウィキをのぞいてみたら暖機運転に24時間必要だとか。スクランブルは無い戦略偵察機だからこそ出来る芸当でしょう。因みに戦略偵察機を実用化し運用していたのは大日本帝国に端を発します。飛行機そのものの活用が戦場での偵察行動から始まている事を考えれば戦略偵察は当たり前の話ではあるのですが、あえて高速長距離用飛行機を作ってしまうところもまた日本人の道具へのこだわりが見受けられるようです。
 時間を遡っての作品であるため、逆算的なサービスカットが多数存在します。下記キャストに
役名無し(笑)の“ヒュー・ジャックマン”の名が!そうだった彼はベトナム戦争によって“武器”を文字通り身に付けるのでしたね。今回のヒロインはミスティークなんですが、そこまで描く時間が無かったのでしょう、ちょっと残念。
 前三部作を見た人にはオススメです。

(以下yahooより引用)
原題: X-MEN: FIRST CLASS
製作年度: 2011年
別題: -
製作国・地域: アメリカ
上映時間: 131分
スタッフ
監督:マシュー・ヴォーン
製作総指揮:スタン・リー 、タルキン・パック
原作:-
音楽:ヘンリー・ジャックマン
脚本:マシュー・ヴォーン 、ジェーン・ゴールドマン

キャスト
ジェームズ・マカヴォイ(チャールズ・エグゼビア(プロフェッサーX))
マイケル・ファスベンダー(エリック・レーンシャー(マグニートー))
ケヴィン・ベーコン(セバスチャン・ショウ)
ローズ・バーン(モイラ・マクタガート)
ジャニュアリー・ジョーンズ(エマ・フロスト)
オリヴァー・プラット(CIAエージェント)
ジェニファー・ローレンス(レイブン・ダークホルム(ミスティーク))
ニコラス・ホルト(ハンク・マッコイ(ビースト))
ゾーイ・クラヴィッツ(エンジェル・サルバドール(エンジェル))
ルーカス・ティル(アレックス・サマーズ(ハボック))
ジェイソン・フレミング(アザゼル)
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ(ショーン・キャシディ(バンシー))
エディ・ガテギ(アルマンド・ムニョス(ダーウィン))
アレックス・ゴンサレス(クエステッド(リップタイド))
ローレンス・ベルチャー(チャールズ・エグゼビア(少年期))
ビル・ミルナー(エリック・レーンシャー(少年期))
グレン・モーシャワー(ヘンドリー大佐)
マット・クレイヴン(CIA長官)
レイ・ワイズ(-)
マイケル・アイアンサイド(-)
ドン・クリーチ(ストライカー・Sr)
ヒュー・ジャックマン(-)
レベッカ・ローミン(-)
 解説: 遺伝子の突然変異で超人的パワーが覚せいしたミュータントの苦悩と冒険を描いたSFアクションムービー。今作では、X-MENの起源に焦点を絞り、ミュータント第一世代のドラマを壮絶なVFXアクションと衝撃のストーリーで活写する。『キック・アス』のマシュー・ヴォーンが監督を務めるほか、シリーズの立役者ブライアン・シンガーが製作として本作に復帰。『ウォンテッド』のジェームズ・マカヴォイ、『イングロリアス・バスターズ』のマイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンス、ケヴィン・ベーコンら実力派キャストの激闘に注目。
シネマトゥデイ(外部リンク)
 あらすじ: 裕福な家に生まれ、名門大学に通うチャールズ(ジェームズ・マカヴォイ)は強力なテレパシーを使うことができるミュータントだったが、自分と同じような能力を持つ者の存在に気付き始めていた。やがて強力な磁力を発生させ、金属を自在に操ることのできるエリック(マイケル・ファスベンダー)と出会う。彼らは親友となり、自分たちと同じような若者たちを探し始めるが……。シネマトゥデイ(外部リンク)

2011年6月25日土曜日

マップスネクストシート 13巻 読了


マップスネクストシート 13巻 読了
長谷川裕一/著 ソフトバンク クリエイティブ/刊 20110705初版600円 FleX Comix
 シリーズ一作目から名のみは出ていた“さまよえる星人”の謎が今明かされる!!
 そして“さまよる星人”のリーダー“白銀の支配者”エラルードの謎もまた!
 例えるならば、次元の彼方へ飛ばされた超竜神が何億年も前から足元に埋まっていたような、いつも助けてくれる謎の男が未来から来た幼馴染の少年だったような、衝撃の伏線!?
 以前別な作品で主人公が未来の自分と戦ったりしていますが、ありきたりだからこそ、いつも食べなれた食材がちょっとした工夫で、別な料理になってしまうがごとく、稀代のストリーテラーたる著者長谷川裕一の手腕が輝って唸る。
 エヴァンゲリオンのパロディのような一コマが入りますが、伝承族が人間の頭部だけの存在でありながら、神帝ブゥアーだけが“脳”だけの存在なのか、言語化されない説明が為されていると考えられます。人間の五感(聴視触味臭)による刺激は全て脳によって処理されていますが、脳が五感を直接処理しているわけではありません。各センサーから送られてくる信号を処理することにより識別しています。もしセンサーに何らかの事故が起き、刺激が脳に伝えられなかったり、与えられていない刺激により脳が反応したりする事があります。脳は肉体というセンサーが働かなければ刺激の虚実を判断することはできません。
 神帝ブゥアーの超演算能力によってこの世界がシュミレーションされていても、脳だけの存在である神帝ブゥアーにとってはリアルもシュミレーションも区別はつかい、と云うより“区別はつけられない”と云うべきか。そんな精神世界を端的に現したのがエヴァンゲリオンの一コマなのではないでしょうか。初期マップスでそこまで意図して神帝ブゥアーをデザインしたのか、一期で説明しきれず二期目を製作したのか、それこそアイデアが降りて来たのか、インタヴューしてみたいものです。著者長谷川裕一も凄いが、人間の幸福を脳による精神活動の演出で定型を生み出してしまったエヴァゲリオンの演出家もまた凄いと云えるでしょう。

 内容紹介:新スペースオペラ漫画の決定版、2ヵ月連続刊行!!
消えてしまったミヤコを救うことができる、というズザンガディクスの甘言に負け、ブゥアーとなってしまったナユタは、かつての仲間たちを攻撃しはじめる。その強大な力の前に、力尽きていく仲間たち。そしてナユタはついに父親にまでも手にかけ……。果たして銀河の運命はどうなる!?(アマゾンより引用)
(FlexComixブラッド掲載)

2011年6月24日金曜日

ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 4巻 読了


ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 4巻 読了
~総撃編~ 柳内たくみ/著 アルファポリス/発行 20110630初版1700円
 3巻までコンスタントに出版されていた所で4巻目に少々時間がかかってしまいました。ネット発表分を見た事はありませんので、もしかして今までは既発表分の手直しストック分であったのがいよいよ作家としての生みの苦しみを味わっているのか、と考えていたのですが、震災による影響の手直しだったようです。その分内容的にはガジェット部分も含めて充実しているのではないかと思います。
 戦場において重要なのは兵器や兵士のみならず、兵站こそが要であることは少々ミリタリー知識を持つものならば自明の事なれど、では何がどう重要なのかを説明するのは少々難しい。「A君(17)の戦争」では戦略部分での兵站を実に丁寧に説明しておりました。本作では物語の展開リズムからかそのあたりを端折っているように思えます。ファントムⅡ6機を特地で運用って、経費がいったいどのくらいかかるか計算しているのでしょうか。偵察と爆撃が主任務で、ドラゴンが相手ならばレシプロ機で充分のような気もします。恐らく著者柳内たくみは陸自出身でしょうから、航空自衛隊の内情を詳しく調べず、見た目で書いているような気がします。制空権が確保できれば輸送機をガンシップに仕立てた方が効率は高いのでは。現実世界ではチヌークを1時間飛ばすのにドラム缶2本とか陸自の人が説明していたように覚えています。国土防衛の人数すら少ないのに特地にどんだけ人数を派遣しているんでしょうかね。そのあたりは具体的に描写が無いので残念。大戦略と云うゲームがあります。様々な国の兵器を生産して攻め込むゲームですが、兵器生産もさることながら、作った兵器を如何に運ぶのが大戦略のキモのような気がします。侵攻作戦の難しさは信長の野望であれ三国志であれ、国が小さく金と食料と兵士の補充がままならない時の苦しさと云ったら、これこそ軍師の腕の見せ所的な面白さではないでしょうか。提督の決断においては、戦争開始時が最大戦力であり、生産力が倍するアメリカに対して時間が経過するほど不利になる一方なので、最大戦力を如何に米国本土にぶつけるかが司令官の腕の見せ所。軍令部の命令に従っては勝てる戦も勝てなくなりまする。
 さて、 特地では帝國が皇帝派と皇太子派に分裂し内紛を開始。自衛隊は親日本の皇帝派と結託、皇太子軍に対し自衛隊の戦いが始まる!一方主人公伊丹は二つの世界を結ぶ『門(ゲート)』に異変が生じていると現地の神様より託宣され、調査に出かける。彼らを待ち受けていたものは…!5巻の出るのが楽しみッ!!半年は待たせず出版して欲しい物ですが、内容が薄くなるのは頂けませんなぁ。

 内容紹介:『特地』でゾルザル軍の殲滅に乗り出した日本自衛隊。その一方、世界各地では『門(ゲート)』の存亡を巡り、あらゆる思惑が交錯し始める。事態打開の鍵を握るのは『門』を開く能力を授けられた魔導師レレイだけだった。果たして伊丹と異世界美少女らは彼女を護れるのか。そして『門』はどうなってしまうのか―――?
 かつてないスケールの超エンタメファンタジー!陰謀巡る第四章、開幕!!

2011年6月23日木曜日

「関ヶ原」へ行ってきました。


関ヶ原紀行
 去る夏至の日に「関ヶ原」へ行って来ました。西日本へ移動するとき新幹線の車窓から眺めていましたが、実際に歩くのは初めてです。
 先ずは雑誌『アフタヌーン』に掲載されたカラスヤサトシの四コママンガでも絶賛されていた合戦資料館「関ヶ原ウォーランド」へ。チケットを購入すると関ヶ原には居なかったはずの武田信玄が軍配を掲げる「ノーモア関ヶ原合戦じゃ!」シールが資料パンフと共に手渡されました。館内に入ると晴天の下鬱蒼と生い茂った緑の中に佇む人影が…戦国武将達の名を掲げた札と共にコンクリートに着色された等身大の武者達が、西軍と東軍に分かれて戦っていました。
 屋外展示の耐久性を考えてコンクリート製にしたのだと思いますが、造型の粗さが民芸品的素朴さを演出して実に味わいのある世界を醸しています。
 それにしても拙者や、今回拙者を案内してくれた名古屋在住の知人(映画「ダイトライダーリターンズ」他に出演する“筆ペン探偵”氏)にとって何と見慣れた光景か。今を去ること20年前、映画サークルに所属していた我々二人はこの風景と良く似たシーンを東松山の山中での撮影に参加していました。戦場の最中でしばし思い出話に花を咲かせたのでした。
 そんなわけで、普通の人の感覚ならショボイと思われるような場所ですが、二本松の菊人形程度のセットを造るならまだしも、1/1のジオラマをこの規模で造ろうなんてどうして思いついたのか、思いつくならまだしも実行に移した創設者のお話を是非伺ってみたいものです。その時の苦労はいかばかりであったか。関ヶ原の模型を作るのだってどえらい手間がかかるのに。上手い土地活用を思いついたものです。
 合戦資料館ではあっても関ヶ原観光株式会社が運営している会社であるため、併設のお土産屋券食堂の「麗守都(レスト)関ヶ原」は新しく小奇麗でした。そこには何と月刊「シリウス」等で紹介されていた、マンガ家塩野干支郎次のイラストが描かれたペットボトルに入ったお米がありました。こんな所にあるなんて!いや製造者が関ヶ原町の浅野屋米店でした。もしかして塩野干支郎次は関ヶ原出身だったりして!? 記念に買ってしまいました。
 続いては「関ヶ原鍾乳洞」を訪ねてみました。入口は洞っぽくてカッコ良いのですが、鍾乳洞と云えば「あぶくま鍾乳洞」の拙者にとってはなんともはや。吉見百穴や松本の大本営防空壕の様な地下道的雰囲気です。鍾乳洞の中には帝國の逆襲中でヨーダの試練を受けるルークの様にライトセーバーを振り回している危ないヤツが!!因みに関ヶ原ウォーランドでも関ヶ原鍾乳洞でも日本刀やライトセイバーを貸し出したりはしてくれないのでご注意ください。
 そして石田三成陣地跡にも行って見ました。見晴らしよく眼下を一望できる素晴らしい場所に立つと、自軍が崩壊していく様を眺めていた三成の胸中はいかばかりであったのでしょうか。
 帰りには晩飯として名古屋名物のひつまぶしを「うなぎ屋壱番」で食べました。ひつまぶしを駅弁以外で食べた事がありませんでしたので実質初めての食事でした。聞いていた通り関東のうなぎとは違い皮がパリッとしていて、大変美味しゅうございました。そうそう度々食せる値段ではありませんが、また食べたいお味です。

 後日譚:体が動かず仕事を休んでしまいました。暑気当たりか、体温が茹だったように下がらず、湯に逆上せたように頭痛がするので、鎮静剤を飲むことで血圧が下がったようですが、頭痛は日が沈むまで治らず、日が沈みきるとケロリと治ってしまいました。高気圧のせいかな?

2011年6月22日水曜日

されど罪人は竜と踊る 10巻 読了


されど罪人は竜と踊る 10巻 読了
~Scarlet Tide~ 浅井ラボ/著 小学館/刊 20110622初版838円 ガガガ文庫
 惨殺に継ぐ惨殺、暴力と陵辱、瞬間的な死こそが理想的と思えるほどの阿鼻叫喚。地獄に投げ込まれる存在が人ならば、投げ込む存在もまた人なり。人ならぬ存在により凄惨な死を与えられるならば、まだ諦めもつくものながら、同胞なるが故に嫌悪感もまたひとしお。
 暴力描写を目的に文章を書く人もいらっしゃるようですが、物語が目的ではないので、大抵ストーリーに破綻を生じます。著者浅井ラボはその伝で云うならば、暴力描写が目的ではないと云えます。そうなると何が目的でこれほどまでの地獄を詳細に描かねばならないのでしょうか?よほど己が存在した事に不満を憶えているのでしょうか。
 拙者は何故か9巻10巻で一つの章になると思い込んでいました。だって10巻はこんなに分厚いんですもん。嗚呼それなのに、物語はさらなる混迷へ。初めから名を告げられながら、数々のキャラクターにその名を呼ばれ、今回の物語の中心人物と思われながらも今だ物語りに登場しないキャラクターが一人。次巻に登場するのか否か、物語が終着するかも分らず、物語は混迷を深めていくのでした。

 内容紹介:待望、完全新作描き下ろし長編の続編! ペトレリカを誘拐したアンヘリオに続いて使徒たちもエリダナに集い、殺人数を競う悪夢の遊戯が開幕! 暴走するパンハイマによって死刑を宣告された奴隷頭たちが、猟犬となって街に放たれる。復讐鬼となったロレンゾも参戦し、エリダナは各勢力が入り乱れる鮮血の戦場に。暗躍するアンヘリオの邪悪な遊びは、ガユスと恋人にも降りかかっていく。エリダナを蹂躙する使徒に対峙するのは、凶王ザッハドを餌にした特別捜査官の罠。しかし、祭司に導かれた使徒たちも罠を食い破らんと猛襲。未曾有の殺戮劇場、勝利の凱歌は誰にあがるのか。
 内容(「BOOK」データベースより):ペトレリカを誘拐したアンヘリオに続いて使徒たちもエリダナに集い、殺人数を競う悪夢の遊戯が開幕!暴走するパンハイマによって死刑を宣告された奴隷頭たちが、猟犬となって街に放たれる。復讐鬼となったロレンゾも参戦し、エリダナは各勢力が入り乱れる鮮血の戦場に。暗躍するアンヘリオの邪悪な遊びは、ガユスと恋人にも降りかかっていく。エリダナを蹂躙する使徒に対峙するのは、凶王ザッハドを餌にした特別捜査官の罠。しかし、祭司に導かれた使徒たちも罠を食い破らんと猛襲。未曾有の殺戮劇場、勝利の凱歌は誰にあがるのか。(アマゾンより引用)

2011年6月21日火曜日

奥州藤原三代―北方の覇者から平泉幕府構想へ 読了


奥州藤原三代―北方の覇者から平泉幕府構想へ 読了
斉藤利男/著 山川出版/刊 201105201版発行800円 日本史リブレット人023
 歴史の初歩を知るにはとても手に取りやすく分りやすい日本史リブレット・シリーズです。世界遺産に登録されて観光地としてやる気満々の平泉の話です。平安時代から鎌倉時代の転換期において、日本国内でも辺境と云われる奥州に半独立国として約100年に渡り大和朝廷以外で唯一“都市”を生み出した奥州藤原氏の拠点平泉。現代においても僻地であるが故に注目度も低く、学術調査も遅々として進んでいませんが、ここ2、3十年の間に発掘調査により度々平泉像の変更が成されています。かつて発行された「とんぼの本」などに描かれた復元想像図等と比べると、その変化に驚きをきんじえません。
 奥州藤原氏初代清衡誕生の時代背景から、頼朝による滅亡までをコンパクトにまとめつつ、平泉の発達を多角的に分りやすく述べていて面白いですね。NHKの大河ドラマ「炎立つ」を見たくなりました。さらに「義経」ですね。
 1181年の千曲川の戦い(横田河原の戦い)と、その後の奥州藤原氏の会津侵攻の話を詳しく書いた史書か時代小説は無いものでしょうか、拙者にとってそそられるモノがあります。

 出版社 / 著者からの内容紹介:近年の研究の発展によって明らかになってきた平泉政権・平泉文化の他に類例のない性格と、その主=奥州藤原氏の実像に焦点をあわせ、奥州藤原三代の歴史を訪ねる。
 内容(「BOOK」データベースより)平泉の夢と北の歴史の可能性。平泉の文化と奥州藤原氏の歴史は、古代末期の日本社会がもっていた多様で豊かな可能性を示すものでした。平泉文化は、京都文化の単純な模倣でなく、日本国の枠を超えた「東アジアのグローバルスタンダード」というべき国際性を有していましたし、奥州藤原氏もまた、日本国から自立して北方世界を支配した、「北方王国」ともいえる権力でした。本書は、近年の研究で認識が一新した奥州藤原氏と平泉の世界を訪ねます。
 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 斉藤 利男:1950年生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。専攻、日本中世史。現在、弘前大学教育学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)(アマゾンより引用)

2011年6月20日月曜日

バビル2世~ザ・リターナー~ 3巻 読了


バビル2世~ザ・リターナー~ 3巻 読了
野口賢/漫画 横山光輝/原作 20110705初版533円 ヤングチャンピオン・コミックックス
 かつて米国が確保したバビル2世=101のデータを元に作られた超人部隊が、バビル2世を襲う。三つの僕が一つロデムですら敵わない敵部隊が、バビル2世の弱点である再生間際の無防備な時間に襲いかかる。そこにヨミの参戦。どうするバビル2世!
 セリフは少なく、コマは大きめで演出。おそらく著者野口賢の脳裏には“動画”として想像されているバビル2世の物語を、原稿にマンガとして写し取っているのではないかと思われます。現代の日本のマンガは多かれ少なかれ動画を意識しつつ、紙媒体上で動画の表現を技術的に模索し続けている、と考えられますが、野口賢は今回かなり動画としてのマンガに取り組んでいるのではないでしょうか。読んでいるとなんとなく“フイルム・コミック”的演出を彷彿します。それが成功しているのかと云うと、拙者的には疑問とせざるをえません。動画を意識するのならば“絵コンテ”もしくは“イメージボード”の方がマンガに合っているのではないかと思えます。とは云え、マンガはマンガであり、技法的にもマンガならではを模索するべきなのでしょう。

 内容紹介:脅威の再生能力を持つバビル2世。その胸に多数の銃弾を打ち込まれても。戦闘ヘリ・アパッチの機銃砲で右腕が破断されても不死身の肉体は彼の傷を瞬時に塞いでいった。しかし、米国軍は解析していた。15秒の無防備。被弾から15秒間以内に止めを刺せば彼を殺害できることを。首相官邸で101部隊の強襲。頭部を撃ち抜かれたバビル2世。残り2秒で彼は再び全身にライフル弾を浴びた。

2011年6月19日日曜日

PEACE MAKER 7巻 読了


PEACE MAKER 7巻 読了
皆川亮二/著 集英社/刊 20110622第1刷600円 ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ
 「ADAMA」や「ARMS」みたいに仲間を集めて強大な敵と戦う物語と思いきやッ!!
 えエッ!?ビート!!!
 これは主人公が乗り越えるべき試練なのだろう、一度どん底まで落ちて復活するに違いない、なんて先読みをしてみたら、掲載誌『ウルトラジャンプ』の先月号の新章からの展開に、驚きのあまり仰け反りました。嫌、主人公の死体は出てないから復活するんじゃないかなぁ、と思う次第。

 内容紹介:“GUNMAN”の称号を持つ者によるトーナメント戦“G・O・D”。決勝のビートの対戦相手は、スポットバーストショットを使い、ホープをも上回る早撃ちを見せた“華麗なるショーマン”ティム・ロイ。はたして、ビートは難敵を打ち倒し、コールの待つ最後の舞台へと勝ち進むことが出来るのか…!?(集英社ホームページより引用)
(ウルトラジャンプ掲載)

2011年6月18日土曜日

絶対可憐チルドレン 26巻 読了


絶対可憐チルドレン 26巻 読了
~ドラマCD付特別版~ 椎名高志/著 小学館/刊 20110620初版1886円 少年サンデーコミックス
 『月刊COMICリュウ』が現在発売中の2011年8月号で休刊。現時点では12月に再刊するそうですが、大幅リニューアルは否めますまい。80年代的ノリが良く、今や中年となった第二次ベビーブーマーを読者層としているようで狙いも良かったと拙者は思うのですが、時流とは違っていたんですね。「XENON-199X・R」が一応の完結。全力を出し切れないのが宿命の作品だと云う事なのでしょう。道原かつみ版「銀河英雄伝説」もヤン艦隊の如く流浪に次ぐ流浪。「わんわん明治維新」が最後と思ったのか、かなり自家バロディに力を入れて押井ファンには楽しめる一品となっています。徳間書店のネットの方が情報やら作品やらが入手しやすいみたいですよ。

 “600万ドルの男”の元ネタを知っているのか、絶チルの大多数の読者は!? まあ、知らなくとも本編にはゼンゼン関係ないんですけどね。ストーリー展開も演出も、全く持って安定して面白く、色んな意味でスンバらしマンガ家さんですなぁ。背景は確実にパソコンを使っているようですが、なんとなく全部パソコンで原稿を出力しているようにも見えます。でも確信は持てず。
 付録CDは、おまけとしては豪勢な声優陣。これがドラマCDとして発売されていたら…、拙者はお金を出しません。コレクターズ・アイテムです。そして、ショップ特典のイラストカードと思いきや、25巻に付いてきたイラストカードと連作になっていたとは!違うお店で買ったのに合体した!!
 最近人間五十年と聞くと、信長よりターンエーガンダムが浮かんでしまいます。

 内容説明:豪華声優陣による録り下ろしドラマCD付! 絶チルのバックストーリーがオーディオドラマになりました。「可憐ガイズ」3人の出演による、女子の(やや腐った!)夢が詰まった演劇の内容は…!? 出演は、平野綾、戸松遙、白石涼子、中村悠一、遊佐浩二、谷山紀章、井上麻里奈、小林沙苗。脚本はテレビシリーズ、OVAを手がけた猪爪慎一。原作・椎名先生の(ややわがままな!)オーダーに応えた決定版。椎名先生描き下ろしイラストのボックス入りです。
 【編集担当からのおすすめ情報】:ドラマ本編以外にも、「オーディオドラマ版さぷりめんと」も収録! 男性キャラ3人が、なぜかお茶してる一幕は、ぜひファンの皆様にお聞き頂きたい出来映えです。(アマゾンより引用)
(週刊少年サンデー掲載

2011年6月17日金曜日

バクマン。 13巻 読了


バクマン。 13巻 読了
~愛読者と一目惚れ~ 小畑健/漫画 大場つぐみ/原作 集英社/刊 20110608第1刷400円 ジャンプ・コミックス
 バックアップの為の前身基地としてyahooブログ「がちょーん」も毎日手を加えていたけど、いよいよ容量がいっぱいになったのか、単にアクセスが多くてダイアルアップでは対応できなかったのか、ともあれyahooからは引き上げ時なのかもしれぬ。次の前進基地を確保しなければ。

 「バクマン。」13巻。今巻ラストの高木秋人のセリフは、そのままアマゾンのレビューを読んでしまった拙者の想いでもあります。頭の中で組み立てようとしていた構造がそのまんま書かれていました。逆に捉えれば、拙者の考えた事は間違いでは無かったと云う事でもありますが、まさか遅出しで似たような内容を書いても意味は無いし拙者のプライドも許しません。でもそうするとここに書くネタが無い。あえてちょっと違う視点を持ってきてみましょう。今巻の目玉はジャンプ掲載ほぼ同期の作家達によるコンテストではあるのですが、基本的構造が既に繰り返しになっている為新鮮味が無く、画面的にも読ませる演出になっており展開に緩みがあるように感じます。ですが、リアルな日常において、マンガ作品を描く作業は学校生活以上のルーチン・ワークであり、日々の展開も毎週の展開も年間の展開も似たような繰り返しに成らざる得ないと想像します。ある意味リアルなマンガ家シュミレーション作品。
 今巻劇的なのは平丸一也の行動と告白なのですが、でもこの場面って編集者吉田幸司のマンガ家平丸一也への告白ですよね!? 漢として惚れられたからには男泣きしても良い場面、'70年代ジャンプであれば泣ける場面でしょう。でも今や21世紀、業界内でなら泣けても、読者的にここは腐る場面なのかッ!原作者大場つぐみとしてはドヤ顔のような気がします。さてはて夏のコミケでどうなっているのやら。
 “恋愛読切祭(ラブフェスタ)”に引きずられたのか、漫画小畑健の絵柄が急激に変化しています。何処へ向かおうとしているのか、こちらも気になります。

 内容説明:人気作家読切祭に向け、最高はこの読切を1人でやってみたいと告白。秋人も承諾し自分は白鳥の連載準備に専念する。互いの成長のために歩み始めたはずだったが、思うようにはいかず、2人の関係も微妙に!? (カバー裏表紙より引用)
(週刊少年ジャンプ掲載)

2011年6月16日木曜日

武装神姫2036 3巻 読了


武装神姫2036 3巻 読了
BLADE/著 コナミデジタルエンタテイメント/原作 アスキー・メディアワークス/刊 20110527初版600円 DENGEKI COMICS
 キャラクターの区別がつかねぇ…。
 最早歳なのかのぉ…。
 戦う少女ロボットをコンセプトに“人形”が発売され、作品内ストーリーを補完するごとくマンガ化された作品。掲載誌は模型雑誌。男の子も人形遊びが好きなのだ。でも着せ替えはするけど武装換装。晴れ舞台は戦場。戦い合うことで深まる友情。モンスターでもカードでもサッカーでもミニ四駆でもリアルな戦争も基本は同じですよ。そして、ある程度強くなると“金”と云う名の壁にぶち当たる。補給の有無が勝利の鍵だ。そして“子ども”と云う枷が子どもからの卒業を促せるわけです。
 だが“大人”が参戦したらどうなるか。「カイジ」や「C」の世界に突入するのでしょうね。結局は資本主義の世の中なのか。
 全国No.1を決めるトーナメント戦、しかし事あるときには団結して仲間を助けに行く。やられフラグと云い、ある種少年マンガの“ベタ・ネタ”を、これでもか、と繰り広げる展開は笑いとともに、どこか懐かしさすら感じてしまいます。
 
 内容紹介:最強の神姫は誰!?2036年最強の神姫を決定する『武装神姫バトルロンドトーナメント』が開催される。全国から神姫達が集い覇を競い、競技がクライマックスに達した時、謎の神姫達が現れた。神姫史上最強の激闘が始まる!!(帯より引用)
(月刊電撃ホビーマガジン掲載)

2011年6月15日水曜日

トッカン 読了


トッカン 読了
~特別国税徴収官~ 高殿円/著 早川書房/刊 20100625発行1600円
 時間が無いとか頭が痛いとか云いながら、小説を立て続けに読んでいるように見える拙者ですが、読む時間と書く時間そしてUPする時間は必ずしも一緒ではありません。書こうとかUPしようと思っていて時期を逸する事も多々あります。「ダブル・フェイス」は全巻購入読破しているのにUPに欠巻があっただなんて、バックナンバーをカウントして初めて気がつきました。
 「トッカン」です。ライトノベルを主戦場としていた著者高殿円としてはアウェのジャンルのような気がしますが、読んでビックリ!勢いがあって面白い!!例えるならば大沢在昌の「走らなあかん夜明けまで」のようなノンストップ・アクションを思い描きます。しかし、税金を集める公務員の話ですので、ハラハラドキドキするアクションシーンはほとんど無く、どちらかと云えば「ナニワの金融道」的な金と人間の裏表を描いています。それなのに、読後の感想はアクション映画を見たような興奮を感じますので、著者高殿円の畳み掛けるような演出と文体が主人公のぐー子の波乱万丈に感情移入させられてしまうのでしょう。
 私が映画プロデューサーだったら映像化権を一先ず買っときますよ。ただし、この物語の“勢い”は著者高殿円の手腕と活字によって生じているので、よほど腕のある脚本家を起用しないと、漫然とストーリーを追いかけただけでは、単なる火曜サスペンス劇場に成り下がるでしょう。読んでいて主人公の直属の上司・鏡雅愛(カガミ マサチカ♂)の声と顔がどうしても堤真一になってしまうのは、一番最近に観た映画がプリsンセス・トヨトミだったからでしょうが、著者高殿円は誰をイメージしていたのか気になるところ。
 地方出身の女性(鈴宮深樹25歳)が繁華街東京の中心・京橋で四苦八苦しながら成長する姿に拍手喝采。
 当ブログ掲載の「トッカン」の表紙はやや色が濃く、「国税滞納」の文字がはっきり見えますが、店頭ではこれほど良くは見えません。スキャンの色調や印刷の具合なのでしょうが、装丁デザイナーの意図としてはこちらの方がイメージに近いのでしょうね。

 内容紹介:税金滞納者から問答無用で取り立てを行なう、みんなの嫌われ者――徴収官。そのなかでも、特に悪質な事案を担当するのが特別国税徴収官(略してトッカン)だ。東京国税局京橋地区税務署に所属する、言いたいことを言えず、すぐに「ぐ」と詰まってしまう鈴宮深樹(通称ぐー子)は、冷血無比なトッカン・鏡雅愛の補佐として、今日も滞納者の取り立てに奔走中。 納税を拒む資産家マダムの外車やシャネルのセーター、果ては高級ペットまでS(差し押さえ)したり、貧しい工場に取り立てに行ってすげなく追い返されたり、カフェの二重帳簿を暴くために潜入捜査をしたり、銀座の高級クラブのママと闘ったり。 税金を払いたくても払えない者、払えるのに払わない者……鬼上司・鏡の下、ぐー子は、人間の生活と欲望に直結した、“税金”について学んでいく。
* 仕事人たちに明日への希望の火を灯す、今一番熱い職業エンターテインメント!
 内容(「BOOK」データベースより):税金滞納者から問答無用で取り立てを行なう、みんなの嫌われ者―徴収官。そのなかでも、特に悪質な事案を担当するのが特別国税徴収官(略してトッカン)だ。東京国税局京橋地区税務署に所属する、言いたいことを言えず、すぐに「ぐ」と詰まってしまう鈴宮深樹(通称ぐー子)は、冷血無比なトッカン・鏡雅愛の補佐として、今日も滞納者の取り立てに奔走中。納税を拒む資産家マダムの外車やシャネルのセーター、果ては高級ペットまでS(差し押さえ)したり、貧しい工場に取り立てに行ってすげなく追い返されたり、カフェの二重帳簿を暴くために潜入捜査をしたり、銀座の高級クラブのママと闘ったり。税金を払いたくても払えない者、払えるのに払わない者…鬼上司・鏡の下、ぐー子は、人間の生活と欲望に直結した、“税金”について学んでいく。仕事人たちに明日への希望を灯す、今一番熱い職業エンターテインメント。
 出版社からのコメント:ミステリマガジン2010年8月号では、『トッカン―特別国税徴収官―』の小特集で、『トッカン』のクロスレビュー、著者インタヴュー、『トッカン』のその後がわかる書き下ろし短篇などを掲載しています。併せてお楽しみください。
著者について
1976年兵庫生まれ。2000年に第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞し『マグダミリア 三つの星』でデビュー。ファンタジイを中心に『銃姫』『プリンセスハーツ』など40冊にのぼるライトノベルを上梓する人気作家。他にノンフィクション『オーダーメイドダーリン』や漫画、芝居、映画の原作も手掛ける。2010年、初めてのハードカバー『トッカン―特別国税徴収官―』を上梓。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 高殿 円:1976年兵庫生まれ。2000年に『マグダミリア三つの星』で第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞しデビュー。ファンタジイを中心に40冊にのぼるライトノベルを上梓する人気作家。他にノンフィクション『オーダーメイドダーリン』や漫画、芝居、映画の原作も手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)(アマゾンより引用)
(ミステリマガジン掲載)

2011年6月14日火曜日

SHORT TWIST 読了


SHORT TWIST 読了
~佐々木淳子傑作選~ 佐々木淳子/著 20110324第1刷750円 バーズコミックス スペシャル
 声優の川上とも子氏がお亡くなりになったようですな。お茶の間からマニアックなオタク達まで幅広く支持されてアニメにラジオにひっぱりだこで、更にこれからの活躍を嘱望されていただけに残念無念。黙祷。

さて「SHORT TWIST」
初出
SHORT TWIST      プリフラワー(1988年6・7月号)
このされたこころ ケースB 商業誌未発表作品
伝説の地        ドリームダスト・メモリー(1983年11月号)
ベビーNの幸福      プチコミック(1988年12月号、1989年1月号)
オパールの竜      ASUKA(1989年5月号)
LONG TWIST      描きおろし
 佐々木淳子のSFテイストな短編集。「SHORT TWIST」「伝説の地」「オパールの竜」を呼んだ記憶があります。初出ではなかもしれませんが。いやぁ?「ベビーNの幸福」も読んでいると思うなぁ。もしかして「SHORT TWIST」に旧版とかあったりしますか?アマゾンで確認してみよう。最早書誌情報のみならず、出版情報すらアマゾンに頼ってしまいます。国立国会図書館作製のジャパンマークを無料開放するらしいですが、世の大勢はアマゾンが抑えていると云っても過言ではありますまい。これで図書館業界に打って出たら面白い事になりそうなんですけどねぇ。この業界は旨みが少ないだろうなあ。
 最近「SFマンガ」が無くなったと思いませんか。何を持って「SF」かって定義の話になりますが、少なくとも「SFマンガ」と銘打ったマンガを見かけなくなったような気がします。
 宇宙に出かけるって云うのが最早絵空事ではなく、チケットを入手できるかどうかは別にして、金さえ積めば宇宙行きのチケットを入手することが出来る時代になりました。スペースシャトルが退役です。原子力エネルギーは人間の手にあまる事が実証されました。「サイエンス・フィクション」を語れるような時代ではなくなってしまったのかもしれません。21世紀ですからねぇ。最早未来ですよ。でも21世紀生まれの人々が世界のほとんどを占めれば、前世紀の事など忘れて新たな時代を切り開いていくことでしょう。
 でも20世紀育ちの連中もまだまだ消えてなくなるわけではありません。ニッチかもしれませんが著者佐々木淳子には頑張って作品を発表しつづけて欲しいものです。

2011年6月13日月曜日

黒鉄ぷかぷか隊 2巻 読了


黒鉄ぷかぷか隊 2巻 読了
栗橋伸祐/著 イカロス出版/刊 20110608発行952円
 インド洋上の大日本帝国海軍「畝傍」の楽しい仲間達と可笑しなイギリス海軍やドイツ海軍との戦いを描いた第2巻目。アメリカ海軍で将軍が有能な女性秘書に同性愛者を除隊させようと思うんだがと聞いたら、では私が除隊になりますが、と答えてこの件はうやむやになったとかなんとか。イギリス海軍の場合はどうなんでしょうかね。先ずは宗教的タブーだし。でも日本はその辺おおらかだからなぁ。陸軍の場合だと思いますが、同じチームに恋人(同性)同士が居ると死傷率が高まるんだとか。だから分かれば必ず違う部隊になるらしいですよ。橋の上効果なんてことがありますが、死地を越えても生じてしまうんでしょうかね。なんでこんな話をしているのかというと、読んでからのお楽しみ。

 内容紹介:日本海軍のひみつ兵器は、女だらけの通商破壊艦――!?「黒鉄ぷかぷか隊」は美少女系ミリタリーマガジン「MC☆あくしず」の連載マンガ。コミックスの第2巻がいよいよ刊行となります!物語の舞台は太平洋戦争中のインド洋。緒戦の快勝の後、日本海軍は英国の海上交通を妨害すべく、通商破壊艦「畝傍〈うねび〉」を送り込みます。「畝傍」はなぜか乗組員が女の子ばかり。「黒鉄ぷかぷか隊」はガチンコの海戦あり、ほのぼのギャグあり、女の子同士の恋愛ありと盛り沢山で「畝傍」の戦いを描きます。「畝傍」に加え、友邦ドイツの潜水艦「U-800」やライバルとなる英海軍も加わって、インド洋の戦いはヒートアップ!!(アマゾンより引用)
(MC☆あくしず掲載)

2011年6月12日日曜日

ダブル・フェイス 24巻完結 読了


ダブル・フェイス 24巻完結 読了
~ダブル・フェイス~ 細野不二彦/著 小学館/刊 20110604初版648円 ビッグ コミックス
 法で裁けぬ悪を討つDr.WHOO。彼は街のサラリーマン金融に勤めるしがない春居筆美の顔を持っていたが、更に13年前に上司の策略に陥り米国で死刑となったはずの北大路冬彦でもあった。法で裁けぬ巨悪を追い詰めた先に自分を陥れた男がいた。年老いた父母はただ息子の無実を信じ、かつての妻と子は仇の男の庇護の下にあった。復讐の鬼と化すのか、それとも正義の鉄槌を下すのか、Dr.WHOO!!
 長きに渡り描かれてきた「ダブル・フェイス」完結。さすがに最終巻だけに、著者細野不二彦がペン入れしていると思われます。少なくとも顔UPの“目”は著者でしょう。その分ストーリーにも演出にも力が入っていて盛り上がります。
 物語後半の急展開は現実世界でのサラ金会社の動向が影響していると思われます。著者細野不二彦が描いていた展開はどんなものだったのでしょうか、少し気になります。
 
内容紹介:愛と憎悪が交錯するサスペンス、完結!ことの起こりは13年前。 銀行員として米国に駐在中の北大路冬彦は、上司の柳原に巨額横領事件の罪をなすりつけられ収監されてしまう。 収容されたシェラネバダ刑務所で人生を終えるかと思われた北大路は、ある男の力を借りて脱獄に成功。そして脱獄の手引きをした"クロブチ機関"なる組織の一員、春居筆美として日本に帰国。法で裁けぬ悪党を成敗する、危険な仕事に従事することとなる。 一方、北大路(=春居)を陥れた柳原は悪事を重ね、与党の大物代議士になっていた。しかも、北大路の愛する妻と息子をたぶらかし、自らの陣営に引き入れて……!! 妻と子のため、日本のため、自らの怨みを晴らすため、柳原を倒す決意を固める北大路(=春居)。
 出版社からのコメント:8年を超える連載も、この第24集で完結します。 そこで愛読者の方への感謝の意を込めて、著者・細野不二彦氏の直筆筆サイン入りポスターのプレゼント企画を実施いたします! 単行本に巻かれている帯のチェックをお忘れなく!! (アマゾンより引用)
(ビッグコミック掲載)

「がちょーん」バックナンバー紹介
22巻(20100827)23巻(20110201)は当googleブログにて掲載。「このブログを検索」してみてください。
ダブルフェイス 20巻 読了http://blogs.yahoo.co.jp/akamaty1000/60256791.html
ダブル・フェイス 19巻 読了http://blogs.yahoo.co.jp/akamaty1000/59767102.html
ダブル・フェイス~月影の影~ 18巻 読了http://blogs.yahoo.co.jp/akamaty1000/58680565.html
ダブルフェイス 17巻 読了http://blogs.yahoo.co.jp/akamaty1000/56976660.html
ダブル・フェイス 16巻 読了http://blogs.yahoo.co.jp/akamaty1000/55784662.html
ダブル・フェイス15巻~横領犯列伝~ 読了http://blogs.yahoo.co.jp/akamaty1000/53607296.html
ダブル・フェイス~成田で消失~14巻 読了http://blogs.yahoo.co.jp/akamaty1000/51570640.html
ダブル・フェイス‐二軍の女帝‐13巻 読了http://blogs.yahoo.co.jp/akamaty1000/49914742.html
ダブル・フェイス12巻~歌舞伎イリュージョン~ 読了http://blogs.yahoo.co.jp/akamaty1000/46542685.html
ダブル・フェイス~閻魔王庁の罠~11巻 読了http://blogs.yahoo.co.jp/akamaty1000/43266785.html

2011年6月11日土曜日

ゴッドバード 2巻 読了


ゴッドバード 2巻 読了
長谷川裕一/漫画 「勇者ライディーン」(東北新社)「超電磁ロボ コン・バトラーⅤ」(東映)「超電磁マシーン ボルテスⅤ」(東映)「闘将ダイモス」(東映)/原案 ジャイブ/刊 20110613初版562円 CR COMICS
 「超合金の名品『ブラックライディーン』への超・リスペクト!」とカバー返しの著者メッセージに書いてあるのですが、「ブラックライディーン」? 知らん。拙者はほぼ全話見ていたはずの「ライディーン」なのですが、脇役の記憶が殆ど無い。再放送を見た記憶もないので、35年の年月が記憶をかなり風化させているのでしょう。もう一度見たい気持ち半分、見れば失望するような気がして見たくない気持ちも半分です。
 超電磁チームがピンチに陥った時、あの男が復活!この燃える展開は流石長谷川裕一!!
 逆説的に考えて、懐かしのスーパーロボット・パイロット達を現代に蘇らせる設定がこのマンガの根幹のような気がしてきました。巨大な“悪”無くして“正義の味方”無し。悪が復活しないとスーパーロボットも復活出来ないのでしょう。

 内容紹介:ライディーンに乗り、復活した妖魔と戦う決意をした囀晶。そこに、30年振りに帰還した超電磁ロボチーム(コンバトラーV、ボルテスV、ダイモス)も合流した。ムーの遺跡に描かれていた壁画から、ムー大陸の浮上が世界の滅亡に繋がると知った一同は、それぞれの想いと地球の命運を背負い、ムー大陸へ突入する‐!!(カバー裏表紙より引用)
(月刊COMIC RUSH掲載)

2011年6月10日金曜日

七姫物語 第六章完結 読了


七姫物語 第六章完結 読了
~ひとつの理想~ 高野和/著 アスキー・メディアワークス/刊 20110610初版710円 電撃文庫
 田中芳樹の「七都市物語」を髣髴させるタイトル。七つの都市国家と各都市が掲げる象徴としての姫巫女の物語。一番弱小の新興都市を足がかりに野望を持つ二人の青年が市井の少女を担ぎ出し、世に打って出る
ストーリー。
 戦乱あり暗躍ありの国家間の興亡を描いていますが、姫巫女を頂点としてしまったせいか、なんと云うか少年漫画的な闘争と云うよりも、少女漫画な姉妹喧嘩的展開のような気がします。その点が従来のライトノベル戦記とは違う立ち位置でありながら、歴史絵巻的に“世界”を描こうとしているところに着目していましたが、著者高野和も描き辛くなったのか着地点を見失ったのか、もしかしたら本業か別の顔を持っているせいなのかもしれませんが、第五章を刊行してからだいぶ時間が経てしまいました。拙者はてっきり第五章で投げ出し未完の大作となった思っていました。
 結末が有るようで無い様で。少女の成長を描いたと云う点では“ある”と断言できます。一つの物語を終わらせた、その行為を賞賛したいと思います。

 内容紹介:遠くまで来ました。でも、もっと先を見てみたい──。
 七つの宮都市が割拠する東和の地は、時代の変革期にあった。 争う理由を探し出し、異なる未来図に戦いを仕掛ける一宮、二宮の大連合軍。 双子都市に向けられた中央の大軍に、各地方都市の寄せ集め軍は結束を示す。動乱の最中で、各都市が掲げる平和の巫女姫達は、それぞれの意志を語る。定まらぬ世界のかたち、幾重にも交差する姫影、夏草が匂い立つ季節の中で、複雑に混じり合うのは東和の模様。 そして、一番小さな最後の姫、東和七宮空澄姫が見る世界と人々、その眼差しと笑顔のための物語。第六章開幕。(電撃文庫HPより引用)

「がちょーん」バックナンバー
七姫物語第四章夏草話 読了(http://blogs.yahoo.co.jp/akamaty1000/40167539.html)
 全巻読んでいるのに、当ブログで紹介しているのは4巻目だけでした。オイオイ暇を見て読み返してみませう。

2011年6月9日木曜日

プリンセスハーツ 通巻10目 読了


プリンセスハーツ 通巻10目 読了
~たとえ遠く離れていてもの巻~ 高殿円/著 小学館/刊 20110531初版533円 ルルル文庫
昨夜は帰宅後ダウン。職場の末期にはダウンしていたんですけどね。本日は午後から職場で熟睡。体力の限界を超えたらしい。

 高殿円大活躍ですね。マンガ原作を拙者が知っているだけでも2本抱え、ライトノベルもこのプリンセスばかりではなく、ふしぎ遊戯や神曲奏界も相次いで発表中だし、一般の小説もまた発表しているうえに、私生活ではさらに育児と三面六臂の大活躍に見えます。逆に人生に張合いが出て上り調子なのかもしれません。
 父王を追い落とした若き小国の王ルシードの下へ嫁いできた大国の王女は替え玉でした。ルシードは軍師として偽王女ジルを妻に向かえ腹心のマシアスとともに、国内を統一し周辺国家を抑え、ジルを送り込んだ大国パルメニアに攻め入るチャンスを得た。ジルの出生の秘密共々、古来からの秘密結社の動向、パルメニアの暗部等数々の謎が読者に開陳されストーリーが盛り上がる中、帝都を目前にしたルシードに降りかかるどんでん返し!著者高殿円侮りがたし。あとがきによると次巻完結だそうですが、本当に終了できるのか!?
 ジルとルシードのハッピーエンドを確信しておりますが、国々の興亡が、綺羅星の如く登場している登場人物達の思惑が、終わりを迎えるのが実に惜しい。

 内容紹介:全ての謎を解くために、【墓場】へ向かうジル。一方、シングレオ騎士団でマシアスと再会したルシードは、騎士団と星教会の後ろ盾を手に入れ、一路、パルメニアの主都ローランドを目指していた。パルメニアの王座奪取に向けて、なにもかもが順調に見えたその時―あるまぎれもない真実―が、離れ離れのジルとルシードに明かされる。二人の運命ははたして…?身代わり王女の王宮ロマン、怒涛のクライマックスへ。 (アマゾンより引用)

2011年6月8日水曜日

関の弥太ッぺ 読了


関の弥太ッぺ 読了
~劇画・長谷川 伸シリーズ~ 小林まこと/脚色、構成、作画 長谷川伸/原作 講談社/刊 20090821第1刷933円 イブニングKC
  当ブログ2010年12月21日火曜日に紹介した「沓掛時次郎」と同じシリーズで、今回の方が第一弾になります。
 先日ちくま文庫の長谷川伸著「瞼の母・沓掛時次郎」をながめました。(現在絶版、見たい時は図書館を探してみてください。)戯曲だったんですね。マンガの何処かに書かれていたのかもしれませんが、拙者は小説とばかり思い込んでいました。著者小林まことの肩書きが「脚色、構成、作画」と書かれているのに納得しました。カバーを映画っぽくしているので、そのノリの延長かと思っていました。かなり現代風にアレンジしていると思います。もしくは著者小林まことが見ていた映画の影響の方が強いのかもしれません。
 欧米で物語的映画が舞台芸術から派生しているのと同様、日本においても物語的映画は日本の今や伝統的となった舞台芸術から派生しています。現代マンガの祖手塚治虫(諸説ありますが)がディズニーアニメを含めた映像的演出をマンガに導入して以来、映画とマンガの親和性は高いと考えられます。
 人斬りのヤクザ者が見せる一片の人情を描く“泣かせる”ストーリー。時代劇だからこそ描けるのではないでしょうか。
 時代劇専門のマンガ雑誌も存在していますが、イブニングみたいな多様な読者層が存在する雑誌に連載してこそ、新たなジャンルへの誘いになるでしょう。編集部には目先の利益ではなく、是非とも連載を続けていって欲しいものです。
(イブニング掲載)

2011年6月7日火曜日

ホークウッド 読了


ホークウッド 読了
トミイ大塚/著 メディアファクトリー/刊 20110531初版590円 MFコミックス
 渋い甲冑姿に惹かれて、ジャケ買いをしてみました。
 著者ドミイ大塚と云えば、富士見系の雑誌に「スレイヤーズ」のマンガを描いていた記憶が有りますが、その後の活躍を知りませんでした。WEBコミックに描いていたんですね。WEBはチェックしていないので、単行本になるまで知らない事が多くなってきました。地デジ化もそろそろ本気で進めなければならないし、ネット環境もダイアルアップから何とかしようかしらん。
 歴史は中学校で終了しているので、西洋の歴史的知識をテンで持っていないのですが、この戦いの終わりくらいにジャンヌ・ダルクが出てくるんでしたっけ?山川の歴史年表でも立ち読みしてこないと解らんですな。
 14世紀から地球全体が温暖化し技術的にも進歩して食料が増産され、洋の東西で経済の活発化と合わせて戦乱が勃発していたと記憶しています。舞台は1346年。日本では1333年に後醍醐天皇による反乱が行われており、鎌倉幕府が倒され太平記の時代へ突入しています。
 ヨーロッパもまた戦国時代の様相を呈し、翻訳書にしても日本語図書にしても史書や歴史小説も多数発行されていますが、流石に半端無い知識が必要なのか、出版点数の割りにベストセラーが出ていないような気がします。
 傭兵団と云うと、新谷かおるのマンガだったか、山岳地帯のスイスでは出稼ぎに出るしか他に産業が無く、同じ村の仲間が敵味方に雇われ戦場で戦い会うことも珍しくは無かったと読んだような気がします。司馬遼太郎だったかな?スイスに限らず僻村や貧しい村では当たり前のことだったのでしょう。日本においても雇われ兵である“忍者”の出身地は戸隠や飛騨や箱根や伊賀甲賀といった山間部に集中します。やはり食べていく為には、山から下りてわざわざ戦場にまで出かけねば稼げなかったのでしょう。
 WEB上でどうなっているのか知りませんが、今単行本には巻数が書かれていません。もしかして全1巻なのでしょうか?大河ドラマ並の一代ロマンで主人公の紹介が終わって終了だとしたら、どんだけ未完の大作なんだよ!それほど人気が無かったのでしょうか。惜しい、実に惜しい。もし今人気が無くとも、今後人気が出る可能性は充分有ると思います。編集部に頑張ってもらいたいところ。
 
 内容紹介:14世紀フランス王国、ノルマンディー地方。騎士道の常識を打ち破る戦法を駆使する指揮官、ジョン・ホークウッド率いる傭兵団「白鴉隊」は駐留する小都市カランタンで敵軍集落の報を受ける。攻め寄せるは、フランス征服を目指すイングランド正規軍、率いる将は国王の嫡男、エドワード王太子――。“伝説の傭兵隊長”と“黒太子”の戦いの行方は――!?(カバー裏表紙より引用)
 著者について:14世紀、イングランドとフランスの百年にわたる戦争が始まろうとしていた頃。金で雇われ、戦いを生業とする者達--傭兵が各地の戦場で活躍していた。“白鴉隊”という小さな傭兵隊を率いる若き傭兵隊長ジョン・ホークウッドは、一人の王子との出会いを機に、百年戦争という大きな戦いに巻き込まれてゆく……。(アマゾンより引用)
(WEBコミックサイト「コミックヒストリア」掲載)

2011年6月6日月曜日

プリンセス トヨトミ 観了


プリンセス トヨトミ 観了
 泣けるストーリーでした。
 でも、映画として完成度が高いかと聞かれると、首を傾げざる得ません。
 まあ一言で云うと狭義のナショナリズムとでも表現したくなります。
 人に感謝されようなんてせせこましい事を考えてンのやナイ、大阪のオトウチャンの心意気を描いた映画でした。
 風習とか文化の伝統なんてもんは、案外親がやっていたから自分も続けるみたいなものかもしれません。
 “プリンセス”とか“大阪独立”のストーリーとして映画を見ると、泰山鳴動してネズミすら出てこない、これまた見事に肩透かしを喰らう映画でもあります。ひたすら“堤真一”と“中井貴一”の魅力が満載されています。拙者の中井貴一評の中で一番良い役です。
 富士山の写真はどうして冬の景色だったのでしょうか?CGでいくらでも修正できたでしょうに。玉木宏が出ていることにテロップを見るまで気がつきませんでした。
 以下個人的な話ですが、拙者も父と最後に言葉を交わしたのが電話でした。調子はどうだ、と云う本当にどうでもいい話でした。思い返してみれば、本人の調子が悪いと云うメッセージだったのでしょうが、いい年とった息子がいちいち父親の顔を見に行きやしませんよ。孫の顔でも見せに行くならまだしも、会った所で話す事も無く気まずいばかりですから。
(以下yahoooより引用)
原題: -
製作年度: 2011年
別題: -
製作国・地域: 日本
上映時間: 119分
 解説: 「鴨川ホルモー」などで知られる人気作家・万城目学の直木賞候補にもなった小説を、『HERO』の鈴木雅之監督が映画化した歴史ミステリー。会計検査院による査察をきっかけに、約400年もの間守られてきた秘密が発覚し、大阪中を巻き込む大騒動に発展していくさまを描く。物語の要となる3人の調査官を、堤真一、綾瀬はるか、岡田将生が好演。歴史に裏打ちされた緻密(ちみつ)な構成と、個性豊かな登場人物たちが織り成す奇想天外な万城目ワールドに魅了される。
シネマトゥデイ(外部リンク)
 あらすじ: 会計検査院の調査官である松平元(堤真一)、鳥居忠子(綾瀬はるか)、旭ゲーンズブール(岡田将生)の3人が、府庁など団体の実地調査のため東京から大阪にやってきた。順調に調査を進める中、不審な財団法人を見つけ徹底的に調査するが、変わった様子もなく引き上げようとしたとき、大阪国総理大臣と名乗る男が現れる。そして、大阪中を巻き込む思いも寄らぬ事態へと発展していき……。
スタッフ
監督:鈴木雅之
製作総指揮:-
原作:万城目学
音楽:佐橋俊彦
脚本:相沢友子
キャスト
堤真一(松平元)
綾瀬はるか(鳥居忠子)
岡田将生(旭ゲンズブール)
沢木ルカ(橋場茶子)
森永悠希(真田大輔)
笹野高史(長曽我部)
和久井映見(真田竹子)
中井貴一(真田幸一)

2011年6月5日日曜日

ロボット残党兵 5巻完結 読了


ロボット残党兵 5巻完結 読了
横尾公敏/著 徳間書店/刊 20110601初版619円 RYU COMICS
 妻を子を弟妹や父母を守るため漢達が立ち上がる。
 世界大戦末期人間兵器となった世界中のサイボーグ達はナチス・ドイツ帝国に新に建国された機械化帝國に結集し、領土を拡大していった。主力の機械化人を失った「日本」は連合国に降伏、敗戦国として人類の敵「機械化帝國」への捨て駒とされる。その中に南洋の激戦を生き残った日の丸人・三船の姿があった。
 大戦終結。タイトルの“残党兵”から考えると、日本が敗戦してからの対機械化帝國篇こそがメインのような感じがしますが、全5巻のバランスから考えると南洋戦がメインで、対機械化帝國篇は広げた風呂敷を畳んでいる様相を呈しています。
 森長官が「靖国で会おう!!」と格好良くタンかを切った後の戦士達の反応が大好きです。諦観ではなく、勝利への執着心がイイ。
 掲載誌では戦後篇の連載が開始されました。
 内容紹介:大戦後のドイツに突如出現した「機械化帝国」!巨大な「世界壁」を構築し、世界の覇者を宣言する「機械化人」! 日本の未来を賭けて、三船たち残党兵は「世界壁」に特攻する!「世界壁」の内部で行われた恐るべき謀略とか? 太平洋戦争で活躍したサイボークたちの悲哀を描くスーパー歴史ロマン、ここに完結。(アマゾンより引用)
(月刊COMICリュウ掲載)

2011年6月4日土曜日

ジゼル・アラン 2巻 読了


ジゼル・アラン 2巻 読了
笠井スイ/著 エンターブレイン/刊 20110526初版620円 BEAM COMIX
 1巻目は主要キャラクターの紹介的内容でしたが、今巻では主人公ジゼルの軌跡を追います。新たなメンバーも加え、ジゼルの街の“何でも屋”の仕事にも本格的に物語れることになりそうです。
 今発売中の少女マンガ雑誌をほとんど見ていないのですが、20世紀の少女向け雑誌には欧米を舞台にした作品が結構掲載されていた様に記憶しています。本作品もなんとなく70年台頃発表されていた作品の雰囲気を感じてしまうのは、拙者の単なる勘違いなのでしょうか。作画技術や背景や小道具の資料に関しては段違いに進歩していますが。これで主人公がピンチになった時に助けてくれる背の高い二枚目の青年が出てくればOK。
 マンガはマンガとして、執事やメイドを雇う家のお嬢様がどこまで家事洗濯を出来るものなでしょうか。家電製品の無い時代普通に家事洗濯をこなせば手は荒れ放題です。現代ですらご家庭の主婦の皆さんは手荒れで困っているというのに。だからこそシャーロック・ホームズは“下宿”していたのでは。
 
 内容紹介:お嬢様の過去と成長。名家・アラン家を飛び出し、独りでアパートの大家兼「何でも屋」をやっている少女、ジゼル・アラン。好奇心のままに暴走しながらも、なんとか依頼をこなすジゼルの前に、もうひとりの「何でも屋」ギーが現れて――。失敗と出会いを経て成長していくジゼルの姿を描いた第2巻。
(Fellows!掲載)

2011年6月3日金曜日

GOSICK 読了


GOSICK 読了
桜庭一樹/著 富士見書房/刊 20031215初版600円 富士見ミステリー文庫
 アニメ放送中ですが、出来良いですね。オープニング・新旧エンディング共に心地よいし、作画の質がブレる事無く一定以上のクオリティを保持しつつ、ドラマの展開も劇的だし、なんと云ってもカメラワークを含めた演出が何気に金がかかっていて驚きです。CGの進歩が可能にした技だと思いますが、カメラがティルト・パン・トラックを意識しないと流してしまいそうなちょっとした部分で使われているのに気がつくと、丁寧な演出が繰り返されている事に驚きます。出来るなら、30分枠ではなく60分枠で放送して欲しいくらいです。もしくは2時間サスペンス番組の形式でとか。
 アニメの出来がとっても良いんで、原作小説を手にして見ました。アニメ同様船に閉じ込められる話です。小説とは云え、流行のセリフと状況説明形式なので、脚本かコンテを読んでいるようで、脳内イメージはアニメのリピートにしかなりませんでした。小説を先に読んでおけば良かった。でも拙者にとって富士見ミステリー文庫で当たった作品は無かったんですよ。このブログのyahoooから含めて約2千数百回の中で初の富士見ミステリー文庫の紹介だと思います。
 アニメは最後まで見続けますが、原作小説の続刊を読むかは微妙なところ。

2011年6月2日木曜日

ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 3巻 読了


ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 3巻 読了
~動乱編~ 柳内たくみ/著 アルファポリス/発行 20101224初版 
 朝日新聞2011年6月2日木曜日13版3面に「自衛隊初の海外拠点」の記事。アフリカはエチオピアやソマリアに囲まれた小国ジブチに「駐機場や格納庫、隊舎など恒久的な施設を整備した」そうです。ソマリア沖の海賊対策に恒久的基地を建設した模様。「土地をジブチ政府から有償で借り、現地の水道や電気を利用する。体育館、日本式浴場なども建設した。」とも。どんだけ風呂が大事なんだ日本人。生活を快適にするため基地に風呂を造るのはわかるが、それを記事にするような事なのか。大事だから記事にしたのだろう。海外に住む日本人にとって“日本式浴場”が無茶苦茶価値のあるものなのに違いない。

 さて、「ゲート」も3巻目。実は拙者「ゲート」は借りて読んでいました。ところがアマゾンのレビューを読んだところ、3巻を無性に読みたくなり本屋に駆け込んだのですが「黒田三十六計」同様見当たらず、結局ジュンク堂で入手しました。天晴れ!ジュンク堂。(拙者はジュンク堂の回し者か!)
 文章も構成も拙者の記憶する1巻目に比べて格段に上手くなったように思います。そのせいなのかどうかは分りませんが、1巻目2巻目に比べて盛り上がりの度合いが少々低下したような?個々の場面はカッコイイし盛り上るのですが、全体的になんとなく。まあ1巻目は導入部分であったために盛り沢山だったし、2巻目はドラゴン・スレイヤーと云う目玉があったので、人間ドラマが主となった3巻目に拙者のアンテナが反応していないのでしょう。オタク心をくすぐるストーリーとは関係の無いガジェットな小話も少ないし。
 変な例えですが、道端で拾ってきたゴツゴツとした無価値な石の手触りや見た目が楽しくて、研磨されたり加工された有償の石に物足りなさを感じているような感じがします。ストーリー的にどのくらい盛り上るかはアマゾンのレビューを読んでみてください。あらすじを粗筋としてではなく感想として読ませる、これまた巧いレビューでした。同じように感想文を書いている身としては嫉妬してしまいそうです。

 内容(「BOOK」データベースより):帝国で起こった大政変を憂慮した日本政府は、帝都に空挺団を派遣し、大規模な特殊軍事作戦を決行する。上空を無数の落下傘が舞い、瞬く間に帝都を制圧する自衛隊。一方、冴えないオタク自衛官伊丹耀司と異世界美少女達も、皇城で孤立する皇女ピニャの救出に乗り出す!かつてないスケールの超エンタメファンタジー!驚天動地の第三章、開幕。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 柳内 たくみ:東京都在住。自衛官を経験した後、2006年に自営業を開業。本業に従事する傍ら、インターネット上で精力的に執筆活動を展開し、人気を博す。2010年4月、「ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり1 接触編」で出版デビューを果たし、一躍注目を浴びる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)(アマゾンより引用)

2011年6月1日水曜日

黒田三十六計 8巻 読了


黒田三十六計 8巻 読了
平田弘史/著 リイド社/刊 20110610初版880円 SPコミック
 「ターンAガンダム~ソシエの戦争~」を見る。面白いじゃないですか。この面白さに気付くには、それ相応の知識と教養が必要なんだろうなと思う次第。

 さて「黒田三十六計」。やっと出ましたよ。7巻が出てから四年くらい経ているのではないでしょうか。著者平田弘史も高齢なので、身罷ってしまったのかと勘違いするところでした。
 戦国武将黒田官兵衛最大の見せ場、豊臣秀吉(まだ羽柴だった時代―赤影風に―)の参謀として高松城の水攻めと大返し、そして山崎合戦の巻なれど、一冊通して読むと意外と淡白な印象を受けました。絵柄が劇画調から「絵」的に移ったからなのかもしれません。貸本屋の時代から描いていて、ここまで自分の絵柄を変えてしまうマンガ家も珍しいのではないでしょうか。年齢の影響で描き込みが出来なくなったとか、力が抜けたとかがあるのかもしれません。
 本書はアニメ・コミック店では扱っておらず、紀伊国屋にも無く、ジュンク堂で探し当てました。海外でも結構有名な日本のマンガ家だと云うのに、最新刊を扱っているのが超大手くらいしか無いのも、ネットの影響なのか、書店の力の限界なのか、ともあれジュンク堂は天晴れぢゃ。