木更津駐屯地航空際

木更津駐屯地航空際
2019年12月8日木更津駐屯地航空際にて撮影

2011年6月1日水曜日

黒田三十六計 8巻 読了


黒田三十六計 8巻 読了
平田弘史/著 リイド社/刊 20110610初版880円 SPコミック
 「ターンAガンダム~ソシエの戦争~」を見る。面白いじゃないですか。この面白さに気付くには、それ相応の知識と教養が必要なんだろうなと思う次第。

 さて「黒田三十六計」。やっと出ましたよ。7巻が出てから四年くらい経ているのではないでしょうか。著者平田弘史も高齢なので、身罷ってしまったのかと勘違いするところでした。
 戦国武将黒田官兵衛最大の見せ場、豊臣秀吉(まだ羽柴だった時代―赤影風に―)の参謀として高松城の水攻めと大返し、そして山崎合戦の巻なれど、一冊通して読むと意外と淡白な印象を受けました。絵柄が劇画調から「絵」的に移ったからなのかもしれません。貸本屋の時代から描いていて、ここまで自分の絵柄を変えてしまうマンガ家も珍しいのではないでしょうか。年齢の影響で描き込みが出来なくなったとか、力が抜けたとかがあるのかもしれません。
 本書はアニメ・コミック店では扱っておらず、紀伊国屋にも無く、ジュンク堂で探し当てました。海外でも結構有名な日本のマンガ家だと云うのに、最新刊を扱っているのが超大手くらいしか無いのも、ネットの影響なのか、書店の力の限界なのか、ともあれジュンク堂は天晴れぢゃ。

0 件のコメント:

コメントを投稿