木更津駐屯地航空際

木更津駐屯地航空際
2019年12月8日木更津駐屯地航空際にて撮影

2011年6月2日木曜日

ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 3巻 読了


ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 3巻 読了
~動乱編~ 柳内たくみ/著 アルファポリス/発行 20101224初版 
 朝日新聞2011年6月2日木曜日13版3面に「自衛隊初の海外拠点」の記事。アフリカはエチオピアやソマリアに囲まれた小国ジブチに「駐機場や格納庫、隊舎など恒久的な施設を整備した」そうです。ソマリア沖の海賊対策に恒久的基地を建設した模様。「土地をジブチ政府から有償で借り、現地の水道や電気を利用する。体育館、日本式浴場なども建設した。」とも。どんだけ風呂が大事なんだ日本人。生活を快適にするため基地に風呂を造るのはわかるが、それを記事にするような事なのか。大事だから記事にしたのだろう。海外に住む日本人にとって“日本式浴場”が無茶苦茶価値のあるものなのに違いない。

 さて、「ゲート」も3巻目。実は拙者「ゲート」は借りて読んでいました。ところがアマゾンのレビューを読んだところ、3巻を無性に読みたくなり本屋に駆け込んだのですが「黒田三十六計」同様見当たらず、結局ジュンク堂で入手しました。天晴れ!ジュンク堂。(拙者はジュンク堂の回し者か!)
 文章も構成も拙者の記憶する1巻目に比べて格段に上手くなったように思います。そのせいなのかどうかは分りませんが、1巻目2巻目に比べて盛り上がりの度合いが少々低下したような?個々の場面はカッコイイし盛り上るのですが、全体的になんとなく。まあ1巻目は導入部分であったために盛り沢山だったし、2巻目はドラゴン・スレイヤーと云う目玉があったので、人間ドラマが主となった3巻目に拙者のアンテナが反応していないのでしょう。オタク心をくすぐるストーリーとは関係の無いガジェットな小話も少ないし。
 変な例えですが、道端で拾ってきたゴツゴツとした無価値な石の手触りや見た目が楽しくて、研磨されたり加工された有償の石に物足りなさを感じているような感じがします。ストーリー的にどのくらい盛り上るかはアマゾンのレビューを読んでみてください。あらすじを粗筋としてではなく感想として読ませる、これまた巧いレビューでした。同じように感想文を書いている身としては嫉妬してしまいそうです。

 内容(「BOOK」データベースより):帝国で起こった大政変を憂慮した日本政府は、帝都に空挺団を派遣し、大規模な特殊軍事作戦を決行する。上空を無数の落下傘が舞い、瞬く間に帝都を制圧する自衛隊。一方、冴えないオタク自衛官伊丹耀司と異世界美少女達も、皇城で孤立する皇女ピニャの救出に乗り出す!かつてないスケールの超エンタメファンタジー!驚天動地の第三章、開幕。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 柳内 たくみ:東京都在住。自衛官を経験した後、2006年に自営業を開業。本業に従事する傍ら、インターネット上で精力的に執筆活動を展開し、人気を博す。2010年4月、「ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり1 接触編」で出版デビューを果たし、一躍注目を浴びる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)(アマゾンより引用)

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