木更津駐屯地航空際

木更津駐屯地航空際
2019年12月8日木更津駐屯地航空際にて撮影

2011年8月25日木曜日

ADAMAS 6巻 読了


ADAMAS 6巻 読了
皆川亮二/著 講談社/刊 20110823第1刷600円 イブニングKC
 日本で「宝石」が価値を持つようになるのは明治以後西洋的価値観が輸入されるようになってからです。ですが、日本列島に宝石が無いわけではなく、火山列島であるアキツシマでは発掘できる量は少ないですが種類は豊富だったりします。日本の昔話の中に出てくる宝物と云えば「金・銀・珊瑚・アヤ・錦」で宝石はカウントされていません。古来日本で宝石が価値を持たなかったわけではありません。例えば世界に七つしかない生産地の一つとして日本のあるのが「ヒスイ」です。奈良時代くらいまでは支那の影響なのか加工しやすかったのかヒスイ管や勾玉が身に付けられています。蝦夷地の人々がどうだったかは分りません(大陸との北方貿易時に何を交易していたか定かではありません)が、本州四国九州に住んでいた人々はあまり宝石と云うものに価値をおかなかったのは確かでしょう。それよりも真珠や螺鈿細工に価値を見出していましたし、イワクラ信仰の様に巨石を神(もしくは神の宿る石)として祀りもしています。“石”は石でも作庭要岩石や盆石に価値を見出したり、寺の坊主達も活動の一つとして水銀や金属を探し出し精錬する文字通りの“山師”の顔もあります。「水晶」は古代以来脈々と伝えられている価値ある鉱物の一つですが、工芸加工品の材料として使われているような気がします。
 世界に目を向けると、“宝石”の生産・流通は極少数の企業もしくは“家”の影響下にあり、“カルテル”とか“シンジケート”が普通にまかり通る世界であり、有色人種は日本人と云えども喰い込む事が出来ない世界とも聞いています。そう云えば“華僑”が入っていないのは不思議ですね。
 “宝石使い”である以上、世間一般の宝石の経済的価値として“商品”としての宝石とも無縁ではいられなかった。レイカ達は人間の生産活動としての“宝石”の側面にもまた関わらざるを得なくなった来るのであった
 
 内容紹介:ダイヤモンド使いはレイカだけではなかった!ブラックダイヤモンドの“宝石使い”ニコライ・ルーシ登場!(カバー裏表紙より引用)
 謎に満ちたウィルスン グループが、シャニの鉱山へと牙を剥く!幹部として姿を現したのは、ブラックダイヤの“宝石使い(ジュエルマスター)”ニコライ・ルーシ。ジェネラル・ジンの過去を知るニコライの正体とは!?(帯より引用)
(イブニング掲載)

0 件のコメント:

コメントを投稿