木更津駐屯地航空際

木更津駐屯地航空際
2019年12月8日木更津駐屯地航空際にて撮影

2011年7月26日火曜日

神様ドォルズ 9巻 読了


神様ドォルズ 9巻 読了
やまむらはじめ/著 小学館/刊 20110724初版533円 サンデーGXコミックス

 ネコが死んだ!
 もとへ、芦田豊雄が死んだ。(知らない人の為に:上記はミンキーモモに出てきたセリフ。映画博士の異常な愛情のパロディでありながら異様な程高クオリティな話数でありました。)
 そして小松左京が死んだ。東北太平洋岸が沈没した時にある一定以上の年齢の人々は一様に小松左京を思い浮かべたことでしょう。管首相の原発事故発表放送を見て嗚呼日本はお終いだ、と思った時の日本沈没(旧作)が脳裏に浮かんだ人が何人いたことでしょう。日本SF界の巨星堕つ。たぶんどこか次元のハザマで光瀬龍と星新一や野田元帥と麻雀卓を囲んでいるんじゃないかな。遅くでいいから交代要員来いとか云いながら。もしかしたら福島某とSF雑誌を作っているかも。

 TVアニメの放送が開始された「神様ドォルズ」。3話4話くらいまでは登場人物紹介の序盤ですな。アニメのストーリーがどこまで展開するか興味津々。オープニング絵がコミックス単行本表紙の雰囲気を上手い具合に醸し出していて素敵。動画の質を下げる事無く突っ走ってもらいたいものです。
 さて、原作マンガの方。匡平達の故郷・空守村へ行く途中伝説のパーサーカー“天照素”と遭遇。妹の詩織に譲りもはや使えなくなったはずの“玖吼理”を動かし“天照素”と戦う。匡平は子どもの頃“天照素”を人知れず破壊したことがあったのだ。しかし強大な力と引き換えに何かを失った匡平は“玖吼理”の操縦者を辞し東京へと出て行ったはずであった。村では“天照素”の出現と攻撃に混乱を極めていたが、裏では匡平の祖父らによる権力争いがはじまっていた。
 内憂外患の中、どうする匡平!
 盛り上ってまいりました!泥沼の血族関係と小さな村での権力争いやら、覇気の無い父親、知らされていなかった弟は“天照素”へ取り込まれる。そして空守村に伝わる“案山子”と呼ばれる「神」の過去についても提示されるのであった。恋人を護り、村を守り、弟を助け出そうと匡平の奮闘が今はじまる。これが盛り上らずしてあろうか!続きが早く読みたいよ。

 内容説明:TVアニメ放映開始! 神様旋風の第9集!舞台を、すべての発端である空守村に移し、アクション&ドラマチックな展開がヒートアップ!伝説の四つ足案山子“天照素(アマテラス)”は桐生を取り込み暴走、空守村を蹂躙! 詩緒は、双子の弟・桐生を救出すべく、修理が終わった玖吼理(ククリ)と共に出撃するが…。一方、その混乱の最中、匡平は村に隠された醜聞を知ることに…。愛らしさを残しつつ、決意を固める詩緒と、村との因縁に決着を付けようと動く 匡平の行動に注目!! さらに新たな案山子も多数登場して、戦闘シーンの緊迫感もスケールアップ!
TVアニメ放映開始で盛り上がる中、原作は一足早く怒濤のクライマックスに突入!! 激動の最新第9集、堂々登場!!(アマゾンより引用)
(月刊サンデーGX掲載)

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