木更津駐屯地航空際

木更津駐屯地航空際
2019年12月8日木更津駐屯地航空際にて撮影

2011年4月13日水曜日

私のウチはHON屋さん 1巻 読了


私のウチはHON屋さん 1巻 読了
横山知生/著 スクウェア・エニックス/刊 20100922初版562円 ガンガンコミックスJOKER
 「“美味しかった”いただきました!」
 「「「ありがとうございました!!!」」」
 先日いつも行列のあるつけ麺屋の前を夕方早めの時間通ったら席が空いていたので一ヶ月ぶりくらいに食べました。家族連れが席を立つとき男児がやや舌足らずな口調で「はじめてラーメン屋さんに来たけど、美味しかった。」に対する答えが上記でした。
 日本海庄屋の「はい、喜んで!」に匹敵する驚きが私の胸中に生じました。何故驚いたのか己自身でも定かではないのですが、少なくとも子どもの(子どもに限らず)言葉にこの様に答えた事が大きな衝撃ではありました。ラーメンも旨いが接客も巧い。

 さて「私のウチはHON屋さん」。小学生の女の子が羞恥心に悶えるのを見て興奮する変態妄想マンガ。生まれたときから本屋を手伝っていれば、どんな内容であろうとも商品は商品。拙者は中学生の職場体験の指導をする事がままあります。中学一年生には先ず挨拶の仕方から始まりますが、部活動でシッカリと指導を受けている子たちには教える必要はありませんし、自宅が何らかの商売等接客業をしている子たちの場合、逆に拙者が教わる事も少なくありません。
 余談ながら拙者が職場で同僚の女の娘(と言っても拙者よりも年下と云うだけで、しっかりとした主婦の皆さんですが)から女の子の好みを聞かれたときに、気立てが良ければそれだけで結構、と云ったら言下に、ありえねー、とハモられました。小学生も五年六年の女の子くらいになるとテレビやマンガで学ぶのか、家庭や学校の日常会話で学ぶのかは知りませんが、アニメ「君に届け」のメインキャラクター達に悪意を持つ脇キャラ的発言は日常会話に普通に出てきますからねぇ。だからこそ“気立ての良い女の子”なんて幻想を持つのは“夢見る青少年”しか居ないのかもしれません。
 そんな“夢見る青少年”の夢を見させてくれるのが、この「私のウチはHON屋さん」です!家業を手伝い、何事にも一生懸命で、気立ての良い少女“中沢みゆ”ちゃんが主人公のご近所マンガ。もう少し単行本が出たらアニメ化かな?
 内容紹介:成人向けの小学生。未成年の女の子、成人相手にHなお仕事超がんばる!(帯より引用)
 中沢みゆちゃん(小5)は、実家のお仕事を手伝うとっても良い子。但しちょっとだけ問題が…。みゆちゃんの家はHな本の専門店なんです…。恥ずかしながらも健気にがんばる、本屋さんコメディー開店です!!(カバー裏表紙より引用)
(月刊ガンガンJOKER掲載)

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