木更津駐屯地航空際

木更津駐屯地航空際
2019年12月8日木更津駐屯地航空際にて撮影

2010年10月25日月曜日

レイセン 2巻 読了

レイセン 2巻 読了
~ File2:アタックフォース~ 林トモアキ/著 角川書店/刊 20101001初版619円 角川スニーカー文庫
 プーでヒキコモリだった“川村ヒデオ”はパソコンから出てきた精霊“ウィル子”とともに、神も悪魔も存在する裏の世界のトーナメントに参加する。口下手で人見知りが強くこれといった特技も無いヒデオであったが、生来の目つきの悪さと洞察力と運だけで裏の世界に名を売った。ここまでが前作「戦闘城塞マスラヲ」。今作「レイセン」では裏の世界にコネが出来たヒデオは、表立っては名乗れないがまがりなりにも公務員として宮内庁神霊班に就職し、安定した収入を得ることが出来た。
 自然現象としての“霊”に対処してきた神霊班であったが、明確に敵対する組織の存在が浮かび上がる。戦力UPの為に特訓を受けるヒデオであったが…。
 無為徒食にして徒手空拳。運と口先三寸と人の情けで生き延びる主人公(意地もあるけど)が魅力的だったのに、新たな能力に磨きがかかったり、努力したり、なんだか普通の展開になってきました。無論新シリーズとして路線を変えた以上、新たな設定と活躍を期待するべきなのですが、今のところ前シリーズと前々シリーズのキャラクター達が目立つもので、いつ鈴蘭達が乱入するのかと思ってしまうわけです。フォース達の話よりも、長谷部(姉)の外伝の方が印象深いのも、なんともはや。

 内容紹介:街に漂う悪霊を祓う神霊班の仕事に慣れ始めたヒデオ。ところがある夜、精霊を操る少年少女グループ“フォース”と出会う。彼らは悪霊を祓うどころか、集めているようで……目的も正体も不明のフォースと激突!
 内容(「BOOK」データベースより):街に漂う悪霊を祓う神霊班の仕事(主に雑用・運転手)に慣れ始めたヒデオ。しかしある夜、お祓いに出向いた先で、不可思議な少年少女グループ“フォース”と出会う。なんと彼らは、睡蓮すらも知らないタイプの精霊を操り、悪霊を祓うどころか、捕らえて集めていたのだ!正体も目的も分からない敵の出現で、神霊班は警戒態勢に。そして戦力増強のため、ヒデオに地獄の修行が課せられるのだった―第二の人生、ますます波瀾万丈に。
 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より):林 トモアキ 新潟県出身、昭和54年9月17日生まれ。新潟工科専門学校自動車工学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)(アマゾンより引用)
(ザ・スニーカー掲載)

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