木更津駐屯地航空際

木更津駐屯地航空際
2019年12月8日木更津駐屯地航空際にて撮影

2010年10月10日日曜日

マップス ネクストシート 11巻 読了

マップス ネクストシート 11巻 読了
長谷川裕一/著 ソフトバンク クリエイティブ/刊 20101020初版571円 Flex Comix

 アニメ版「あそびにいくヨ」最終話を視聴。第二期を期待させるエンディングでしたねぇ。でもシリーズを通して可も無く不可もなく、今一つ決め手に欠けていたような気がします。関東地方で裏番組となった「世紀末オカルト学園」の方がそういった意味では面白かったような気がしました。

  神帝ブゥアーとの戦いの結果ダイナック・ゲンとリプミラは5千万光年の距離と85億年の時間を飛ばされていた。宇宙を踏破し時間を遡りたどり着いた故郷の銀河は、生命が存在しないデス銀河と成り果てていた。


 前シリーズの主人公勇者ダイナック・ゲン登場、現シリーズ主人公ナユタ達を接触し、暗躍する伝承族ズザンガディクスの意図が明らかにされ、ダイナック・ゲン達がたどり着いた銀河の謎が解明される。 いやはや、盛り上がります、と云うか、飽きさせない展開です。これでもかこれでもかと畳み掛けるようなストーリー展開になってきました。以前著者長谷川裕一がゲームのスーパーロボット大戦に触発され、自分の作品群でもスーパーロボット大戦みたいに、各作品からロボットを集結させて強大な敵と戦わせる同人誌「ひとりスーパーロボット大戦大外伝」を作ってましたが、今回は仮面ライダーやウルトラマンの如く戦うのはもう一人の自分、のような展開かと思いました。でもそうすると“クロノアイズ”と同じになってしまうので、読者の意表をつく展開になっていくと思います。その為の伏線としてナユタの父登場だと思われます。読み応え満載。


 著者長谷川裕一の引き出しがどれだけ多いのか、良い意味で読者の予想を裏切る素晴しい物語を生み出してくれる作家なのでしょうか。



  内容紹介:強敵「光速の預言者」を倒したナユタたち。そしてついに「ブゥアー再誕計画」の全貌が明らかに!!ナユタの父親も登場し、物語は加速し始める!!(カバー裏表紙より引用)(Flex Comixブラッド掲載)

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