木更津駐屯地航空際

木更津駐屯地航空際
2019年12月8日木更津駐屯地航空際にて撮影

2022年2月15日火曜日

「やないづ縄文館」へ行ってきました

 やないづ縄文館へ来てみました。

 「やないづ縄文館」は観光物産販売施設「ほっとinやないづ館内」にあります。何度となく隣接する「齋藤清美術館」や「「道の駅 会津柳津 柳津観光物産館清柳苑」へは足を運んでいたのですが「やないづ縄文館」には全く気が付きませんでした。

 「石生前遺跡」の発掘品を並べている施設のようです。

 再現された1/1竪穴式住居も飾られています。

 出迎えてくれるのは熊の毛皮。発掘品には見えませんから最近剥ぎ取ったのでせう。妙に生々しく感じました。








 これまた実に写実的な人物土偶が飾られています。何気に写真を撮ったのですが、モニターで見ると何か恐ろしく感じます。心霊写真を撮ってしまったらこんな気持ちになるのでせうか。




 火焔土器。時代は異なりますが、会津大塚山古墳は北陸型の古墳と読んだことがあります。土器や土偶も北陸系なのでせうかね?







 諸星大二郎が描くタケミナカタのような突起。おそらく窯を作らず野焼きで焼いていたのだから大したものだ。それ以前に造形美としての素晴らしさよ。火焔と名付けましたが、作った人は水とか風を表現していたりしてね。得てして現実とはそういうものです。

 「やないづ縄文館」は発掘出土した資料の保存もしているようですが、あくまで観光施設の一角での「見世物」であって、資料館や博物館とした学術研究施設ではないようです。そりゃ人口3千人程度の町で齋藤清美術館を持つだけでも維持費が町予算の何割ですか?と聞きたいくらいなのに博物館や資料館を設立維持する予算が出せるわけもなく、ゆくゆく建てられるであろう夢を描いて、お土産屋の一角で見せびらかしているのかと思うと、健気さに涙がこぼれそうです。皮肉でもなんでもなくて、拙者自身がその業界の近くに身を置いているからに他なりません。しかも生涯学習「課」でも「係」でもなく「班」だなんて…。

 がんばれ!柳津町教育委員会。

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