木更津駐屯地航空際

木更津駐屯地航空際
2019年12月8日木更津駐屯地航空際にて撮影

2019年7月9日火曜日

SF飯:宇宙港デルタ3の食糧事情 読了

SF飯:宇宙港デルタ3の食糧事情 読了
銅大/著 早川書房/刊 20171125発行760円 JA1306 設定協力・解説/鷹見一幸
 銀河中に地球人類が広がった時代。
 辺境に流れ着いた、名門で大金持ちの若旦那だったマルスは実家で女中をしていたコノミの家に転がり込む。コノミは祖父から受け継いだ大衆料理屋を復活させようと奮闘していた。
 と云うあらすじを読んで、傾いた家業を復活させるサクセスストーリーのような気がして読み始めたら、斜め上を行く展開でした。確かに"食事"がキーワードではあるけれども、食事に現れた"文化"をテーマにしているのではないでせうか。自称何も出来ない居候、でも金持ちの育ちの執着心の無さと、歴史ある名家出身の教養があって、あくせくしないおおらかさを兼ね備えた若旦那、設定だけを考えれば江戸の長屋でも充分成り立ちそうなストーリーですな。
(以下アマゾンより引用)
 内容紹介:時は人類を過保護すぎるほど守ろうとした機械知性〈太母〉が〈涅槃〉へと旅立ったあとの時代。中央星域の大商家の若旦那マルスは、人柄はよいものの騙されやすく、勘当されて辺境の宇宙港へと流れてきた。行き倒れた若旦那を救ったのは、祖父の食堂〈このみ屋〉を再開させようとがんばる少女コノミ。ふたりは食材の不足、単調なメニュー、サイボーグや異星人という奇天烈な客にめげず、創意工夫でお腹と心を満たしていく!
 内容(「BOOK」データベースより)時は人類を過保護すぎるほど守ろうとした機械知性“太母”が“涅槃”へと旅立ったあとの時代。中央星域の大商家の若旦那マルスは、人柄はよいもののだまされやすく、勘当されて辺境の宇宙港へと流れてきた。行き倒れた若旦那を救ったのは、祖父の食堂“このみ屋”を再開させようとがんばる少女コノミ。ふたりは食材の不足、単調なメニュー、サイボーグや異星人という奇天烈な客にめげず、創意工夫でお腹と心を満たしていく!
 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)銅/大:1964年生まれ。SF‐TRPG『スターレジェンド』『エイジ・オブ・ギャラクシー』のゲームデザインを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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