木更津駐屯地航空際

木更津駐屯地航空際
2019年12月8日木更津駐屯地航空際にて撮影

2011年1月5日水曜日

スーパーロボット大戦αTHE STORY 竜が滅ぶ日 再読


スーパーロボット大戦αTHE STORY 竜が滅ぶ日 再読
長谷川裕一/著 講談社/刊 20010723第1刷524円 マガジンZKC
 前日の「機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還」を読み終えた後、長谷川裕一著作のジョニー・ライデンがあったような(「がちょーん」バックナンバー http://blogs.yahoo.co.jp/akamaty1000/51453750.html)気がして自室を発掘調査をしていましたが、見つけられず代わりと云ってはなんですが、見つけたのが本書「スーパーロボット大戦αTHE STORY 竜が滅ぶ日」でした。
 4話構成(+特別収録編有)でゲーム「ス-パーロボット大戦α」をベースにしているとは云え、第一話が「ゲッターロボ対マジンガーZ!?」のタイトル。いきなり戦闘シーンから始まる展開いい、東映まんが祭を髣髴させてくれます。しかしながら東映まんが祭は、あくまで“祭”なので特別編の意味合いが強く、本編とは関係の無い番外で内容的にどうか(大人になると番外の面白さがわかるのですが)と思っていましたが、著者長谷川裕一は自身がマンガマニア・特撮マニアであるが故のこだわりと、換骨奪胎の本歌取りの絶妙な脚色力を持って今作品もゲッターロボとマジンガーZの両雄が並び立ち、尚且つタイトルに有る通り滅び行く“竜”の悲哀をも感じさせる、敵味方三者の物語がこれでもかと云わんばかりのハーモニーを奏でる佳作になっています。何故佳作かと云うと、マンガとアニメの知識が無いとこの良さがわからないと思うからです。無論マンガとして過去の知識が無くとも充分に楽しめるつくりではありますが、神にも悪魔にも成れる鉄(クロガネ)の力とかゲッター線を廻る戦いとかはゲームだけでは楽しめないでしょう。かつて「ダンバイン」をゲームオリジナルのロボットだと思った子どもが居たとか居ないとか…。時代と云えばそうかもしれません。何をどう受け取ろうと感じようと受け手の意思次第とは申せ、義務教育における国語の授業は作者の想いをどう受け取るかと云う訓練でもあるはずだったのに。閑話休題。
 特別収録は「ゲッターロボ斬!!」初出「ゲッターロボ大決戦!コミック」(発行/双葉社)「ゲッターロボ」は石川賢(永井豪率いるダイナミック・プロ)の生み出したロボット・マンガですが、企画としてはアニメの原案としてとしての意味合いが強く、マンガはアニメとのタイアップの要素があったと何かで読みました。アニメの主人公がサッカー選手であり、敵の首魁がゴールとサッカーに関連していたのに、マンガでは殺人拳の空手家や内ゲバの活動家とフリークス的存在となり周辺関係者が驚いたとか。そういえばゲッター1、2、3とも擬人化するとフリークスになってしまうような気がするのは拙者の考えすぎなのでしょう。其の後「G」とか「號」「真」「アーク」と続き、さらに石川賢の死後「飛焔」とか「偽書」と「ゲッターロボ・サーガ」が展開されています。本書に収められている「斬」はPSソフト「ゲッターロボーロボ大決戦!」に登場するそうです。女性で構成されたチームと云い、女性的フォルムのゲッターロボと云い、これはこれで人気が出そうなものですが、作者石川賢が致命的に女性を描けなかったのが敗因なのでしょうか。
 「竜が滅ぶ日」も「ゲッターロボ斬」の中に登場する“ゲッター1”のマントが柔らかく描かれています。OVA「真ゲッターロボ」の影響だと思われます。

 出版社/著者からの内容紹介;スーパーロボット大戦史上初!バンプレスト完全監修公式エピソード!!恐竜帝国最後の大侵攻開始!無敵戦艦ダイを迎え撃つゲッターロボの前に現れたのはまさに「最強の敵」だった!!「α」のプレストーリーにして「α外伝」への伏線となる、バンプレスト完全監修のオフィシャルストーリーここに見参!!!(アマゾンより引用)
(マガジンZ掲載)

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