木更津駐屯地航空際

木更津駐屯地航空際
2019年12月8日木更津駐屯地航空際にて撮影

2010年12月22日水曜日

おたくの娘さん 9巻 読了

おたくの娘さん 9巻 読了
すたひろ/著 富士見書房/刊 20101209初版580円 ドラゴンコミックスエイジ
 幼い娘にコスプレさせて、コミケに行くなんて男親の夢ぢゃあーりませんか!
 子どもはいないし、子どもどころか嫁さんもいないけど、その気持ちはよーッくわかるぞ!!
 だがしかーし、子どもをコミケに連れてくんな。
 危険だ。子どもが危険のみならず、邪魔だ。少なくとも子どもの手を引いて人ごみは歩くな。小柄な女性ですら目に入らず危ないと云うのに、ましてや子どもなど本当に踏みつけてしまいそうで怖い。少なくとも自分独りで帰宅できる年齢になるまでやめてくれ。
 さて、世界最大規模の同人誌即売会を舞台にした物語。マンガを描くやつ、買うやつ、遊ぶヤツ、寝てるヤツ、3日間で延べ50万人の人を集める日本最大のイベント的な事を云っていますが、踊る阿呆に見る阿呆同じ阿呆なら踊りゃそソンソン。祭に限らず、イベントは参加してナンボです。眺めているだけでは面白くないですよ。そりゃ初心者の方は偵察がてら見るだけでも良いでしょうが、ある程度知ってきたらサークル参加するなり、イベント・スタッフに参加するなりしてみなければ醍醐味は味わえません。買うだけならアキバへ行きなはれ。
 てなわけで「がちょーん」は12月31日金曜日 東地区ハ-43aに参加しますのでよろしくお願いします。
 どのジャンルに限らず作家は己の体験から物語を紡ぎだすモノであり、即売会なんてイベントはネタがイッパイ転がっているので、舞台にしやすいのですが、どうも作品上の即売会を思い描いて参加する人が最近増えたようで、なんだかなぁと云う気がしてなります。夢を持つのは良いですけど、パラダイスを求められては困ります。まあ、思い込みが激しくなければ作品なんてモノは作れないんですけどね。
 内容紹介:夏に続き、冬のコミックマンケットに参加することになった叶たち。そんな中遙は、いつもの男性向のサークルではなく別名義で参加することに。今までの人気を捨て、作家として新たな道を歩もうとするが―!? (アマゾンより引用)
(月刊ドラゴンエイジ掲載)

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