鉄腕バーディーEVOLUTION 5巻 読了
ゆうきまさみ/著 小学館/刊 20100705初版524円 ビッグ コミックス
かつてバーディーと死闘をえんじたアンドロイドのボディに、千川つとむの高校時代の同窓生中杉小夜香の記憶が移植される。アンドロイドは中杉小夜香の感情に従い千川つとむに会いに行く。捜査が手詰まりとなっていたバーディーとつとむは県十三博士の誘いにのり、小夜香の記憶を持ったアンドロイドのリハビリに付き合う事になった。 アニメ版の影響を受けたか、妙な競争心を出したのか、元々隠していた“やりたいこと”をやりはじめたのか、ともかく、込入った勢力や人間関係を丁寧に描写しつつ、アクションもと盛り沢山の内容なために、主人達が活躍する暇が無くなるほど。ストーリーを詳しく描きこむのが良いのか悪いのか。バランスの問題だとは思いますが、宇宙勢力の歴史と政治問題と、宇宙の歴史と無関係ではない地球の歴史、そして地球人、地球への移植者、地球各国の様相とファーストコンタクトと活字であってもシリーズ物になりそうな内容を、浪人生千川つとむと、つとむの体に成る事になった宇宙刑事バーディーとのドラマまで描くには相当なページ数になりそうですねぇ。
内容説明:無敵の二心同体SFアクション、ついに核心へ…!!宇宙連邦の捜査官・バーディーに誤殺され、二心同体となってしまった平凡な高校1年生・千川つとむは、時を経て浪人生に。そのつとむが高校時代から想いを寄せる中杉小夜香が、交通事故に遭ってしまう。彼女の意識を回復させるため、奇しくも、バーディーが追うテロリスト・レビが統べる病院内で、連邦製の殺戮ロボットに記憶を移植する実験が行われる。殺戮兵器の製造に関与した父親、そしてその実験体とされた自分自身も許せない、中杉。その贖罪の意志を抱え、暴走する殺戮ロボット。中杉の思いと対峙するつとむは…そして、その暴走の場で、つとむと邂逅するのは…神の御業か悪戯か? ここに、役者は揃った…! 編集担当者からのおすすめ情報:ヤングサンデー版「鉄腕バーディー」からの長期連載となる本作ですが、ついに物語は核心へと向かいます。ヒロイン・中杉小夜香の哀しき宿命を背負って繰り広げる殺戮兵器のアクションと、それに対峙するつとむの姿は、必見です!(アマゾンより引用) (週刊ビッグコミックスピリッツ掲載)
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