ヴァムピール 5巻 読了
樹なつみ/著 講談社/刊 20100623第1刷571円 アフタヌーンKC
人間に寄生し生気を食する存在ヴァムピール。ヴァムピール界の三巨頭“リュカ”“カンタレッラ”“男爵”。彼らの行動や思惑が現世に生きる人々を惑わせ絶望へと導くのか、それとも…?
さて、翻訳小説の中のジャンルに映画化されたインタヴュー・ウィズ・バンパイアに代表される“吸血鬼”モノがあります。人の世にありながら、薄い現実の膜のすぐ向こう側にある闇の世界、少年サンデーで連載中の“ダレンシャン”も児童文学でありながらもそのジャンルでしょうか。歴史の無い(移住者の白人達にとっての)USAならではのファンタジー感覚だと思います。なんとなく著者樹なつみもその系統の小説を嗜んでいたんだろうなぁ、と推測してしまいます。でも、骨子としては前シリーズの「悪魔聖典」を少女マンガから青年マンガに転換してみたように見受けられます。初めは病んだ人間の暗黒面を、ヴァムピールに力を得た主人公達がどうにかしていくストーリーかと思っていたのですが、どんどん違う方向に進んでいった“エピソード4 運命の貴方”編終了。この後どう進展して行くのか興味津々。
内容説明:爆破事件でサビーヌと完全同化したリュカは、男爵の求めに応じて、笙の浄化者・笛吹を消そうと動く。一方、ヴァムピールを倒せるのは半死人である自分 のみと知った伶は、リュカとの完全同化に同意したサビーヌの真意を測りかねていた。サビーヌを殺せるのか? この手で……。だが事態は伶の逡巡を許さない! 戦慄のサスペンス・ファンタジー第5巻、「運命の貴方」編、完結!(アマゾンより引用)
(アフタヌーン掲載)
アニメの話。
オイらのエリアでは「刀語り」「学園黙示録」「黒執事Ⅱ」が同時刻放送。嗚呼どれも見たい。オイらは未だにVHS録画なのだ。当然アナログ。今回黒執事Ⅱは第二話で、第一話は良い意味で裏切られました。CMやアニメ雑誌の事前情報では、新たなご主人、新たな執事、新たな使用人達、かと思いきや、ゲストか?と匂わせて思いっきり前作の続きだったとは!?続きの第二話も見たい!でも刀語りも今まで通して見てきたから欠けたく無いし、学園黙示録は評判良さそうだし。
嗚呼なんてこった!!
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