木更津駐屯地航空際

木更津駐屯地航空際
2019年12月8日木更津駐屯地航空際にて撮影

2010年12月27日月曜日

超級!機動武闘伝Gガンダム 1巻 読了

超級!機動武闘伝Gガンダム 1巻 読了
島本和彦とビッグバンプロジェクト(宮北和明)/漫画 今川泰宏/脚本 矢立肇・富野由悠季(「機動戦士ガンダム」より)/原作 角川書店/刊 20101225初版580円 角川コミックス・エース
 
 拙者は毎日中学校の脇を通勤しているのでござるが、朝練で聞こえる女子中学生「オー!ファイト、オー!ファイト」の恐らく歩調を合わせてランニングしている掛け声が「O-Pai、O-pai」と聞こえてたまらんでござる。最近は「ファイト・オー! ファイト・オー!」が聞こえてくるのでござるが、「ゲッソー!、ゲッソー!」と聞こえなイカ?TVCM冒頭の掛け声に洗脳されたのかもしれぬ。だいぶ侵略されてしまったようでゴザル。先日最終回をむかえてしまい残念。

 さてGガンダムの話。リアルロボットと云われた富野ガンダムが煮詰まった時、富野ガンダムの路線から決別したガンダム・シリーズ中興の監督今川泰宏が世におくった「機動武闘伝Gガンダム」のキャラクターデザインとして参加していた漫画家島本和彦による「Gガンダム」のマンガ化。
 コミックスの第一巻は原作となるアニメ通りにイタリアのネロスガンダムと闘い、アメリカのガンダムマックスターとの闘いを収録。島本和彦は初期の作品「風の戦士ダン」において原作マンガを描いていはいますが、最近原作者と組んだという話は聞いたことが無く、脚本と作画にわかれた時どのような作品になるか興味が湧きました。残念ながら1巻目ではアニメのストーリーと構図をただなぞるだけに終始して、アニメから入った人には物足りなさを感じてしまいますが、所々に描かれる島本和彦らしいギャグが読み進めるうちに多数使用されるようになっているので、同時発売の2巻目でどう演出が展開しているのかが楽しみです。原作アニメにおいても中盤以降化けた作品でしたので、そんな所ももしかしたら同じなのかもしれません。声もBGMもSEもましてや動きのないコマ割りのマンガなのですから、マンガならでわの特性を生かさねば面白味が半減すると云うものです。ロボットは島本和彦以外が描いているペンタッチですが、キャラクターもどこまで島本和彦自身が描いているものか。いっそのこと“アッガイ・ファイト”からやり直しては!
 2巻目は未購入。なぜならこの1巻は古書店で入手したから!店頭にならんだばかりでもう転売とは!一読して次巻への資金としたか、1巻だけで見切ったか。拙者は古書で揃えるか新刊書に手を出すか思案橋。
 内容紹介:ガンダムファイトの開幕を告げる狼煙が上がる! ドモンが駆るシャイニングガンダムの右手が光って唸る時、シャイニングフィンガーがネオイタリアの街中に炸裂する! 話題作待望のコミックス第1巻、早くも登場!!(アマゾンより引用)
(ガンダムエース掲載)

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