木更津駐屯地航空際

木更津駐屯地航空際
2019年12月8日木更津駐屯地航空際にて撮影

2010年12月25日土曜日

あたらしい朝 2巻完結 読了

あたらしい朝 2巻完結 読了
黒田硫黄/著 講談社/刊 20101122第1刷543円 アフタヌーンKC
 母国ドイツに居られなくなり海軍へ入り、シャバのほとぼりを冷まそうとした所、何の因果か地球の反対側の同盟国ニッポンへたどり着いた主人公。
 作者黒田硫黄の病気のため残念ながら断続的な連載となってしまいましたが目出度く完結。主人公が濡れ手に粟とはいかないオチは想定内(空襲で燃えるか、ソ連兵に持って行かれるか、戦後のインフレで紙屑になるか)でしたが、ここまで地道な一般兵士の物語とは思いませんでした。
 地味過ぎてとらのあなやメロンブックスやアニメイトといったアニメショップでは取り扱わず、取り扱っても極少数でともかく店頭入手することができませんでした。最近実家駅前の地元デパート内に開店したジュンク堂にて入手。地域最大の自称は伊達ではないですね。ジュンク堂はアルバイトも含め質が高くまた品揃えが良いけどポイントカード等が無くてちと残念。

内容説明
ヒットラーの台頭、ドイツの暴走、連合国の勝利。無垢なチンピラを叩きつぶさんと時代の荒波がこれでもかと押し寄せる。マックスは無事、「朝」を迎えることができるのか!? これは、1930年代のドイツでチンピラ的青春を謳歌していた若者が、ふとしたきっかけで軍隊に入り、戦火をかいくぐり、戦時をな ぜか箱根で過ごすという、数奇かつありふれた運命を描いた物語。チンピラドイツ兵青春記、幾度もの中断を経て、ここに完結!ドイツの地方都市で楽しいチンピラ的青春を謳歌する若者マックスとエリック。大金をがネコババした2人を待っていたのは、ヤバイ金につきものの成り行き。ビビった2人が逃げ込んだのが、まだ戦争が始まってなかった海軍。2人は時代をナメていたのだ。2年で終わるはずだった海軍暮らし、兵役は延び、戦況はどんどんヤバくなる。寄港先の横浜で遭遇した大爆発事件で、箱根での待機を余儀なくされたマックス達の明日はどっちだ!(アマゾンより引用)
(アフタヌーン掲載)

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