絶対可憐チルドレン 23巻 読了
椎名高志/著 小学館/刊 20101023初版419円 少年サンデーコミックス
声優の野沢那智死亡。拙者的には海底少年マリンの気弱な副艇長や手塚治虫の孫悟空の三蔵法師が耳に残っています。新・エースをねらえ!の宗像コーチは伊武雅刀に次いで二代目ながら、コーチと云えば野沢那智みたいな印象になっています。洋画にいたっては数知れず。ラジオパーソナリティも長く勤めていて、白石冬実とのコンビも有名。白石冬実がガンダムの声優仲間と仲良くやっているのみて、自分もガンダムに出たかったとかなんとか。Gガンダムでサイサイシーの父役でゲスト出演して、やっとガンダムに出られた、なんて話をしていたと聞いた事が有ります。
時同じくして首藤剛志死亡。宇宙戦士バルディオス、戦国魔神ゴーショーグン、ミンキーモモと80年代前半のヒットメーカー。拙者もゴージョーグンとミンキーモモには多大な影響を受けました。上記作品のコンビである湯澤氏と共にアニメ版ポケットモンスターにも関わっています。
お二方とも、拙者にとってはテレビの中の恩師みたいな感じです。黙祷。
さて絶対可憐チルドレン。
23巻はヒロインの三人が登場せず、皆本・賢木と管理官の三人がアフリカの大地で大活躍(!?)するロスト・ガイズ編、フィギュアに命を懸ける男達の熱き想いを描く(?)トイ・ソルジャーズ編を収録。
プロの作家と云えども絵柄が変化するのは当たり前なのですが、所謂無限時間の“サザエさん”的展開を、単行本で追いかけると絵柄が変わるのにストーリーが進展していないのに違和感を持ちます。でも少年少女の成長を描くストーリー展開だと、キャラクターの成長とともに作者の絵柄も
成長しているのがシンクロしているようで素晴らしいです。ただ週刊連載だと得てして作画の省略と云うか、描きやすさから頭身が低くなりがちです。その点絶対可憐チルドレンは少女の成長を作者が気にしながら描いている点に“萌え”ます。
トイ・ソルジャーズ編第二話の痛車は現実にありそうですね。もしかしてもう存在しているのでしょうか?
内容説明:累計500万部突破の『絶チル』です! 少年サンデーで大人気連載中、アニメでもおなじみの『絶対可憐チルドレン』が累計500万部を突破! 最新巻では、予言された未来を変える謎の存在「フェザー」の正体を探るため、バベルと、パンドラ、敵対する2大組織が共同戦線を展開! 美少女エスパー三人組、ザ・チルドレンの活躍をお楽しみに!
編集担当者からのおすすめ情報:コミックスに限らず、この夏発売された中学生編OVAに、アニメ第1期のDVDやCDも大人気! 益々盛り上がる『絶チル』ワールドをぜひお楽しみください。(アマゾンより引用)
(週刊少年サンデー掲載)
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