バクマン。 10巻 読了
~表現力と想像力~ 小畑健/漫画 大場つぐみ/原作 集英社/刊 20101009第1刷400円 ジャンプ・コミックス
醤油が切れたので、某大手スーパーへ買いに行きました。幾種類もの醤油が並んでいました。因みにトップバリュー銘の醤油1000mlが138円、キッコーマン特選丸大豆醤油が100mlが135円。この約10倍の差は何!?誰か教えて!!900mlが水なら納得するぞ。
さて「バクマン。」、アニメは第二話まで見ました。動いて喋って音楽が付いて効果音があるって凄いですねぇ。アニメが始まる前に持っていた自分の中のイメージを思い出す事ができなくなりました。
自分達の描きたいマンガを試行錯誤しながら探し出し、週刊少年ジャンプの連載を獲得しようとする第10巻。マラソンに例えるなら、スタート位置が連載開始で、本番のレース中が連載中であると思います。しかもゴールが見えない体力と才能が枯渇するまで全力疾走。過酷を通り越して地獄(地獄の地獄たる所以は責め苦が途方も無く続く事)としか思えませんが、一般的に云って苦行に見える事も本人にとっては法悦の中に居る場合も多々あります。続けると云う事も一つの才能なのでしょう。物語的に云えば甲子園に出るまでの地方選の見せ場であり、勝利と挫折を繰り返しながら目標に到達するのが少年マンガの王道と云えます。
しかし、漫画家の意見(創作意欲から出る我侭)もここまで編集部は認めるのでしょうかねぇ。漫画道では落としたらしばらくホサれたエピソードがあります。でも週刊少年ジャンプでもエンピツ画にすらなっていない絵コンテ状態で飛び石連載している作家も実在していますから、600万部の最盛期ならイザ知らず、確実に売れる作家のコンディションを維持するくらいは朝飯前になったのかもしれません。
相変わらずセリフが多い。まあ、アクションシーンが全く無い以上、読ませていくしか無いのでしょう。
内容説明:大人気作家目指して、自ら退路を断った最高と秋人。彼らは初代編集担当・服部が裏で手を引いているとは知らずに、現担当・港浦の言動そのままに新連載への準備を始めていく。そして辿り着いた至高の作品とは!?(カバー裏表紙より引用)
(週刊少年ジャンプ掲載)
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