ケロロ軍曹 21巻 読了
吉崎観音/著 角川書店/刊 20100925初版540円 角川コミック・エース
「侵略!」を萌えキャラでやってみよう、と云うコンセプトが「侵略!イカ娘」のコンセプトなのか!?でも可愛いキャラクターだからボケが笑えず、それどころか切なさを感じてしまう第一回放送でした。それよりもマンガ家や読者達に「侵略」と書いて笑がとれる世の中にテレビ番組がした、と考えると、テレビの威力はスゴイと今更ながら背筋が寒くなります。でも一度も植民地になったことがないから笑えるんでしょうね。しかも侵略者が日本の文化に浸ってしまう点も共通。現実における外国人との接し方が反映しているような気がしてなりません。他の新番組では、「おとめ妖怪ざくろ」が→「さくら大戦」→「はいからさんが通る」の公式が頭の中で成り立ってしまうのですが。共通項としてはヒロインは和装でアクティブ、相手は少尉。このモチーフで飽きられる事無く繰り返されるのは、原点である大和和紀の才能を賞賛するべきなのでしょうねぇ。
さてイカではなくカエルの話。
日々まったりとSF(少し不思議)しているケロン星からの侵略者ケロロ軍曹とその一党。友好親善大使として日向家に居候しています、と書き換えても違和感無し。時事ネタとパロディと盛り沢山。通常一話完結であるのに174話が“つづく”になっているのは劇場版のマンガ化なのでしょうか?“もうひとつの物語へつづく”も気になります。最近劇場版を観ていないんですよ。175話Kラーメンはモノローグと云い「孤独なグルメ」のパロディなんでしょうね?
内容紹介
ケロロが屋台を開店したり、必殺技(!?)を考えたり、次から次へと出てくるモノはやっぱり宇宙的なナニかを感じる驚天動地な待望の21巻!!(アマゾンより引用)
(『月刊少年エース』および『ケロロランド』掲載
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