2011年4月8日金曜日
宇宙ショーへようこそ 読了
宇宙ショーへようこそ 読了
小野敏洋/作画 グサメムーチョ/原作 アスキー・メディアワークス/刊 20110326初版600円 DENGEKI COMICS
「夢喰いメリー」最終話視聴。俺が信じる自分を信じろとか、想いの強さが夢の世界の強さになるとか、何処かで似たセリフを聞きながら二匹目三匹目のドジョウの味は今一つだなぁと思う次第。強く夢想する力はそのまま現実の力になります。なぜなら「夢」とはシュミレーションに他ならず、「実現」させる為の原動力になります。すなわち「想いの強さ」とは現実世界での「実行力」に他なりません。「実行力」が無い存在は「夢見ること」もできません。「彼女できないかなぁ」と云うだけで女性に声をかけないのは、「腹減ったなぁ」と云っているのとかわりありません。求めよ、さらば与えられん。
先日海外のOTAKU達のWebを翻訳している人気ブログ「誤訳御免。」を見ていたら、日本の人気漫画家にしてHENTAIも描く漫画家の一人として“小野敏洋”が挙げられていました。海外で“小野敏洋”はポケモン漫画家として有名なのだと初めて知りました。拙者的には同人誌ジョリジョリ等男性創作系の超HENTAI作家としての認識が強く、今もって別ペンネームで男性向け成人雑誌に描いているしコミケにも参加しているので、片手間に普通の漫画を描いている印象があります。
そんな表に裏にベテランとなった著者小野敏洋が描いただけに、原作付きながら原作のモチーフを壊す事無く、著者小野敏洋のオリジナルを加味した佳作になっております。
原作映画自体の脚本が長いせいもありますが、巧に原作の叙情的部分をストーリーに影響が無いように削り、実にコンパクトにまとめあげています。それでいてアクションあり涙あり笑いありの素晴らしい展開。さらに後半へ行くほど大きな男の子へのサービスも多くなるのも素晴らしい。スペースオペラのパロディとして捉えるならば、パロディに忠実なだけとも考えられますが。
内容紹介:伝説の植物 「ズガーン」 調査に地球を訪れた犬型宇宙人・ポチと出会い、月観光へとやってきた5人の小学生だが、「ズガーン」 を狙う何者かに夏紀・周が連れ去られてしまう。
清・倫子・康二は、誘拐の背景に 「宇宙ショー」 とその主催者・ネッポが関与していることを知り、2人を助けに 「宇宙ショー」 の現場へと乗り込むのだった……。(アマゾンより引用)
(月刊コミック電撃大王掲載)
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿