木更津駐屯地航空際

木更津駐屯地航空際
2019年12月8日木更津駐屯地航空際にて撮影

2011年1月31日月曜日

バビル2世 ザ・リターナー 2巻 読了

バビル2世 ザ・リターナー 2巻 読了
野口賢/著 横山光輝/原作 秋田書店/刊 20110205初版533円 ヤングチャンピオンコミックス

 店頭に並んだ新刊が古書店に並んでいるのを目にする事がある。もしも、自分が買おうと思っていたものであれば出逢った幸運に感謝するであろう。が、買ってしまった直後に出逢った時には呪いたくなりますなぁ。ありましたよ「バビル2世 ザ・リターナー2巻」が古書店に…。魅力の具合を押して測るべし。

 さて、拙者が新刊で購入した「バビル2世 ザ・リターナー」。21世紀の現代兵器と三つの僕が“ポセイドン”“ロプロス”との戦い。20世紀の時、通常兵器では傷一つつけられなかった二体を追いつめる。
 2巻はあくまでシモベ対兵器なので、ドラマの展開は遅いながら、“ヨミ”の出現が今後どうストーリーに絡まってくるのかが、とても気になるところです。
 朝日新聞の広告欄に今巻の紹介がされていました。下記に引用。書き連ねてはいますが、内容的には単なる粗筋にしかすぎません、もしかしてこの文を書いた人は単行本を読まずに書いたのではなかろうか、と思う次第ながら、広告の目的に沿った大人の内容なのかもしれません。さらに気になるのが「攻殻武装」の文字。士郎正宗ファンであれば何を云わんとしているかは良く理解出来ますが、「攻殻」の文字は士郎正宗の造語ではなかったでしょうか?その証拠にワープロ変換されないし。著名記事でもないし、書いているのはバイト君なのかな?

 内容紹介:砂に埋もれた巨大な遺骸。突如、轟音とともに雷が彼を直撃した。雷は再び彼に命を宿す。彼の名は「ロプロス」。復活した天空の覇者は主を救うため大空を駆けあがったのだ。米国の威信をかけた「バビル2世抹殺作戦」。狙いはロストテクノロジーの独占とそれを利用した世界の覇権。混沌深まる情況を冷静に見つめる「ヨミ」と呼ばれる男の2つの目。バビル2世と三つのしもべ。米国陸空海軍との全面戦争勃発する。(カバー裏表紙より引用)
(ヤングチャンピオン掲載)

以下引用。
2011年1月26日水曜日朝日新聞12版20面【全面広告】広告特集コミック・ブレークvol.136 企画・制作 朝日新聞社広告局 協力 博報堂
「バビル2世ザ・リターナー」
バビル2世米国に宣戦布告!
現代最新鋭兵器と超能力者の全面戦争!!
 横山光輝の普及の名作『バビル2世』が『バビル2世 ザ・リターナー』として39年ぶりにリメークされた。
 5千年前飛来した異星人バビル1世は、巨大なバベルの塔に超高性能コンピュータと「三つのしもべ」を残した。この人工知能A・Iに見いだされた浩一は超能力者として覚醒する……。旧作では世界征服を企む超能力者ヨミとの戦いを描いたが、『ザ・リターナー』では相手はなんと米国だ。「米国は世界政府を創り世界を支配しようとしている」「やっていることはヨミと同じ」とバビル2世は米国に宣戦布告した!!
 冒頭から、バビル2世と最新鋭の兵器を駆使する米国軍とのド派手な戦闘シーンが繰り広げられる。作画は「傭兵ピエール」の野口賢。このマッチングが素晴らしい。ポセイドン、ロプロスのビジュアルは、攻殻武装された巨大生命体へと変貌を遂げている。イージス艦とポセイドン、最新鋭戦闘機F22とロプロスとの対決、一瞬にして東京市街地を修羅場に変える壮絶な戦闘シーン……。圧倒的な戦闘描写は精緻かつスタイリッシュだ。
 第2巻では、クリス国務長官がヨミと接触する。クリスの狙いは何か? バベルの塔はどう描かれるのか。早くも次巻が気にかかる。
 原作こそ横山光輝のクレジットが入っているが大胆にリメークされていて、オリジナルを読んでいない読者も予備知識なしに楽しめる。ぜひ、現代を舞台にしたバビル2世の活躍を読んで欲しい。


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