裏カスガイ 8巻 読了
おだぎ みお/著 伊藤伸平/協力 ちっく/発行 20101231発行 A5版 表紙込36p
拙者は毎朝出勤時にパン屋でサンドイッチを買って会社で始業する前に朝食を済ませています。ここ数年同じサンドイッチを食べ続けているのですが、先日パン屋のオバチャンから、飽きないの?と聞かれました。拙者の脳裏には数十年前の高校一年生も終わろうとしていた春休み前の或る日、拙者の母が“飽きた”と言い出しました。一年間同じメニューで拙者の弁当を作り続けて食べる側ではなく作る側が“飽きた”と言い出したのでした。弁当を作るのがではなく、同じメニューを作り続けるのがです。そして今ここで同じ事を言われるとは!
拙者のブログを読み続けていただければ御分かりになると思いますが、食べ物には少々煩いです。“味”がではなく“素材”がですね。素材が良質ならば延々と同じ品を食べ続ける事ができます。ご飯を毎日三食食べて一年間すごせられるようなものです。拙者の通うパン屋は学校給食にパンを下ろしているお店で、パンの味も昔ながらのモサっとした感じです。例えばコンビニのサンドイッチ等は毎日食べると直ぐ飽きがきますが、一見味気ないようでいて添加物とかが入っていない素朴な味は飽きが全くきません。味や香が良い品は、たまに食べるならいいかもしれませんが、毎日食べるものはいらぬ手を加えない方が良いと云う事なのでしょう。無論第一に材料の質が良いのが前提となっています。明日も同じサンドイッチを買うつもりです。
さて「裏カスガイ」。
冬コミで入手した同人誌です。
雑誌『月刊COMICリュウ』で連載していた伊藤伸平/著の育児マンガ「子はカスガイの甘納豆」(現在1巻発売中「がちょーん」yahooブログ・バックナンバー2010年4月23日 http://blogs.yahoo.co.jp/akamaty1000/60572008.html)を伊藤伸平の奥さんおだぎみお側から描いた作品。コンスタントに描き続けて8巻目となりました。今回は息子さんの入院騒ぎがメインになっております。プロが手慰みとして描いているのですが、本当にマンガを描くのが好きなのでしょうね。手を抜かないの根っからの職人さん。クオリティは充分です。
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