木更津駐屯地航空際

木更津駐屯地航空際
2019年12月8日木更津駐屯地航空際にて撮影

2011年1月7日金曜日

乙嫁語り 2巻 読了

乙嫁語り 2巻 読了
森薫/著 エンターブレイン/刊 20100625初版620円 BEAM COMIX
 TVアニメ「海月姫」最終話を見ました。Aパート終了、続きはCMの後でねって感じの終わり方でしたね。風呂敷広げたままで畳もうともしていませんでした。おそらく第二部を放送するのでしょう。1クール毎に区切るシステムが良いのか悪いのか。昨今の番組編成を考えると制作者側にかなり良いメリットがあるからこその変遷していったのだと思います。TV放送に関しては常に合衆国が先行し、後追いで日本が追いかけているような気がします。ちゃんと結末をむかえることで定評のある日本のドラマやアニメも、何れ合衆国発の現ドラマ群の様に話しを引っ張るだけ引っ張っておいて突然打ち切りなんて終わり方の番組ばかりになって行くのではないでしょうか。そうなった時がジャパン・クールの終焉でしょうね。

 さて「乙嫁物り」。夏、いや初夏だか晩春に購入して未開封のままでした。忘れていたわけではないのですが、何事にもタイミングが大事です。アジアの遊牧民を舞台に、年下の婿へ嫁いできたヒロイン・アミルは徐徐に新たな家族新たな村に馴れていった。しかしアミルの実家の一族はアミルを政治の道具に利用しようとする。そしてアミルの婚家に逗留していた西洋人の探検家(研究者か?)スミスが旅立ちの日をむかえようとしていた。
 日本の歴史の中には遊牧民自体が渡来したかどうかは不明ですが、文化が渡ってきたのは確実のようです。日本の気候風土が合わなかったのか、文化的に受け入れ難かったのか、遊牧の文化は歴史の中に消えてしまいました。自分達には無いからこそか、昔の記憶が甦るのか、ある種の憧憬を遊牧生活に持つようです。
 年下の少年カルルクのもとへ嫁いできたアミルの絆を縦軸に、遊牧文化の日常を丹念に描き紡ぐ物語。手元に民族衣装の本を置いてマンガを読む事をオススメします。白黒画面がちょっと残念。 内容紹介:しあわせも不安も越えて結ばれる、遊牧民と定住民の昼と夜。
遠くからやってきた騎兵の群れは、アミルのお兄様と、おじ様たち。結婚式以来のなつかしい顔ぶれに、大きな笑顔を見せるアミル! しかし馬上から見下ろしたまま、おじはこう言った「逆らうつもりか、村へ帰るんだアミル」……!!! 悠久の大地を舞台に描かれる、20歳のヨメと12歳のムコとの恋愛、そして……。人気絶好調、第2巻!

0 件のコメント:

コメントを投稿