魔女見習いをさがして 観了
2020年11月頃に観劇。
「おじゃ魔女どれみ」を見て育った女性達3人の出会いと成長の物語。総作画監督馬越嘉彦の絵を堪能させてもらいました。
90数分の作品ながら、結構長く感じた。内容は詰まっているように見えていたのに。いや、そもその対象がおじゃ魔女を見て育った元少女達へのオマージュなのにオッサンが見ても共感出来る部分が少ないのかもしれない。自分探しとは異なる、自立(自律)した女性への成長物語とも云えるが、脚本の制約か家族との関係を3人全員分を描けなかったのは残念。
そして一番感動するべきラストシーンでセリフ多すぎ。おじゃ魔女達と主役3人の幼少期キャラが仲良くしているのを見ているだけで充分だと思うのだが、そこまで解説しなければいけないのだろうか。情感を豊に描き上げて欲しかった。そして穿った見方をするならば、子ども時代の彼女"夢"はおじゃ魔女達と共に飛び去ってしまい、残されたのは夢を失ない大人になった自分だけ、とも受け取れるのではなかろうか。
観客は大半が女性客。アベックもそれなりに居るが、拙者同様のオッサン姿がちらほら浮いて見える。
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