食べ物紀行「駅弁」
(株)日本ばし大増製「銀だら幕之内」1380円(込)。メインは「銀だら柚香みそ焼」。
美味い。油の乗ったたらが実に美味い。身が淡泊な味なのでご飯のおかずには濃いめの味付けが良い。そして写真ではバレンに隠れている「柚子胡椒香る揚げ鶏」がこれまたおかずとして美味い。鶏と魚の主役二本立てにご飯がススム。そして「江戸うま煮」。子どもの頃は野菜の煮物はおかずにならなかったが、大人になるとわかる野菜の旨み。レンコンの歯ごたえと云い、ニンジンの甘味と云い昆布の佃煮と共に魚も肉も無くともご飯がススム。
そしてカマボコ。昔は駅弁に必ず醤油が付いていたものだが、最近はカマボコに醤油は付けないのだろうか。ワサビを少し乗せて醬油を付けたカマボコは最高のつまみだね。幕之内弁当に玉子は必須だろう。
嗚呼、これで温かければ全く文句はない。せめてタラだけでも温めてくれ。
冷えても美味いのが“駅弁”なのだが、美味いおかずが温かければ最強なのに、ただそれだけが心残りだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿