木更津駐屯地航空際

木更津駐屯地航空際
2019年12月8日木更津駐屯地航空際にて撮影

2011年3月22日火曜日

ハチワンダイバー 19巻 読了


ハチワンダイバー 19巻 読了
柴田ヨクサル/著 集英社/刊 20110323第1刷514円 ヤングジャンプ・コミックス
 7-11のお弁当も普通に補充されるようになって一安心。流石に種類は少なくなっています。増産が追いつかないのか、ペットボトルや缶の飲料系が少なめ。家の近所では即席味噌汁がありませんでした。ニュースによれば自動車道も暫時開通しているし、海上自衛隊の補給船も入港しているので、福島原発さえ終息すれば万々歳なのですが。

 デビュー作「谷仮面」、そしてアニメ化もされ著者のブレイク作ともなった「エアマスター」共に高校生が主人公で格闘色が強い作品でしたが、人死はありませんでした。読者層や登場キャラクター達の年齢による制限なのかもしれません。甘いと感じた読者もいたかもしれませんが、そこは拙者にとって虚構の中であっても暴力を感じても死を感じる事はありませんでした。ましてコメディよりもギャグに近い作風と思っていた著者柴田ヨクサルが、ここに至り連続で、しかも「将棋」と云う題材でこうも“死”をあつかうとは思いもよりませんでした。勝負事なので“決死”の覚悟ではあっても、そこはゲームではなかったのではないかと。例えば「カイジ」の場合は生死の選択が先ずあって、その選択方法としてゲームがとりあげられたのでありました。もしゲームの先が生死の二択であっても、そこは持ち前の作風で強引に捻じ曲げられるだけの実力が著者柴田ヨクサルにはあったと思っていたのですが。
 “生き様”と“死に様”は同じだと拙者は考えています。ですから死に様を描く事に違和感はありませんが、この「ハチワンダイバー」でこうもなるとは…。
 主人公爆睡中のまま怒涛の展開中。主人公が目覚めるのは何時になるのか。
 拙者は単行本で追いかけています。本編に必要ではありませんが、単行本のオマケとしての描き下ろし掌編が有ると無いとでは、感情移入に差が出てくるような気がします。

 内容説明:海豚七段、二こ神の2人を失った菅田たちに向けて、鬼将会の谷生は、さらなる鬼を刺客として差し向ける! 圧倒的な暴力と棋力を誇る鬼を迎え撃つのは鈴木八段と、澄野&斬野コンビ!! 命と命がせめぎあい、散りゆく峻烈の19巻!(アマゾンより引用)
(週刊ヤングジャンプ掲載)

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