木更津駐屯地航空際

木更津駐屯地航空際
2019年12月8日木更津駐屯地航空際にて撮影

2011年3月16日水曜日

メルモちゃん 1巻 読了

メルモちゃん 1巻 読了
福山けいこ/著 手塚治虫/原作(『ふしぎなメルモ』より) 徳間書店/刊 20110401初版590円 RYU COMICS
 本日帰宅途中消えている信号機発見。しかし1ブロック先の信号機は点灯中。なんとも不思議な光景でした。帰りに寄ったいつもとは違うスーパーでは惣菜弁当は並び男前豆腐も並んでいたけど、パンお米麺類缶詰レトルト類水に砂糖とトイレットペーパーが消滅。恐らく放射能汚染と停電が生活防備に走らせているのでしょう。
 
 さて、拙者は「ふしぎなメルモ」本放送時に裏番組を見ていたらしい。と、云うのは老いた母がそう云っていますが、拙者の記憶にはありませぬ。当時の拙者の家は足付きの白黒テレビでした。
 ふくやまけいこはオーソドックスな“まんが”絵ですから、手塚治虫調作品と親和性はとても高いと思います。それに輪をかけて、作者自身の手塚治虫への想いがキャラクターの描き分けや、出てくる小物にいたるまで、オマージュに溢れていて眺めているだけで楽しくなります。このまま話数を重ねて、オール・キャラクター総出演を是非ともやっていただきたい。まあ、ひげおやじとかハムエッグやランプ等超有名なキャラクター達が、現実の役者が役毎に入れ替わっているような演出をしている手塚作品であっても、作品数が膨大なため、キャラクターもまた膨大なので、主役級のキャラクター達だけでもかなりの話数がかかると思います。アニメ出崎版ブラックジャックでランプを羽佐間道夫が演じた時に、一見違和感を感じましたが、見終わった時にはスッカリ羽佐間道夫に合致していました。声優の技量だけでなく、脚本演出作画が冴えていたためなのでしょう。「大正野球娘。」と云い「メルモちゃん」と云い、雑誌リュウは時流に乗っているとは云い難いところながら、最近波に乗っていると思います。

 内容紹介:まんが&アニメが今でも多くのファンから支持されている手塚治虫の「メルモちゃん」を、福山けいこが新たなお話を描くシリーズ。天国のママからもらった不思議なキャンデーがいろんな騒動を巻き起こす!?(アマゾンより引用)
(月刊「COMICリュウ」掲載)

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