語りやすい特徴としては、全編ワンカットの映画なのだが、そのシーン・シーン毎が舞台のように絵になっている。ワンカットで撮られているからこそ、映画が絵の繋がりで物語られており、日常において我々自身の視野が目覚めてから眠るまでのワンカットであることを自覚させられる映画であった。
緻密な脚本と演出に目を見張る。賞をとって当然と思える。
映画のストーリーとしては、第一次欧州大戦の走れメロス。もしくはイギリスのプライベートライアン。主人公が強大なドイツ軍と戦い合う事無く、最大の見せ場が例えるなら"ラグビー"のようなシーンであることが、ハリウッド製ながらジョンブル魂の真髄を見せ付けられたような意地を見た。
(以下yahooより引用)
キャスト
ジョージ・マッケイ :ウィリアム・スコフィールド
ディーン=チャールズ・チャップマン:トム・ブレイク
マーク・ストロング :スミス大尉
アンドリュー・スコット
リチャード・マッデン:ジョセフ・ブレイク
クレア・デュバーク
コリン・ファース :エリンモア将軍
ベネディクト・カンバーバッチ:マッケンジー大佐
ダニエル・メイズ
マイケル・ジブソン
エイドリアン・スカーボロー
ジェイミー・パーカー
リチャード・マッケーブ
ナブザン・リザワン
スタッフ
サム・メンデス:監督
ジェブ・ブロディ:製作総指揮
オレグ・ペトロフ:製作総指揮
イグナシオ・サラサール=シンプソン:製作総指揮
リカルド・マルコ・ブーデ:製作総指揮
サム・メンデス:脚本
クリスティ・ウィルソン=ケアンズ:脚本
トーマス・ニューマン:音楽
解説:第1次世界大戦を舞台にした戦争ドラマ。戦地に赴いたイギリス兵士二人が重要な任務を命じられ、たった二人で最前線に赴く物語を全編を通してワンカットに見える映像で映し出す。メガホンを取るのは『アメリカン・ビューティー』などのサム・メンデス。『マローボーン家の掟』などのジョージ・マッケイ、『リピーテッド』などのディーン=チャールズ・チャップマン、『ドクター・ストレンジ』などのベネディクト・カンバーバッチらが出演する。全編が一人の兵士の1日としてつながって見えることで、臨場感と緊張感が最後まで途切れない。
あらすじ:第1次世界大戦が始まってから、およそ3年が経過した1917年4月のフランス。ドイツ軍と連合国軍が西部戦線で対峙(たいじ)する中、イギリス軍兵士のスコフィールド(ジョージ・マッケイ)とブレイク(ディーン=チャールズ・チャップマン)に、ドイツ軍を追撃しているマッケンジー大佐(ベネディクト・カンバーバッチ)の部隊に作戦の中止を知らせる命令が下される。部隊の行く先には要塞化されたドイツ軍の陣地と大規模な砲兵隊が待ち構えていた。
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