山形週末紀行高畠編その2
昨日の続き。
高畠町の「猫の宮・犬の宮」へ行ってきました。
大きな駐車場があり、犬飲み屋はすぐに判ったのですが、猫飲み屋が見つけられず、別院とか壁面に書かれていたのでテクテク民家の方へ歩いてしまいました。犬飲み屋は丘の上、猫飲み屋は丘の下、駐車場の脇に建っていました。ギャフン!
双方小さなお宮です。お宮と書かれていましたから。お堂に見えなくもありません。どちらにせよ、いつ建てられたのかわかりませんが、今やお宮は奉納品であふれかえり、全国からお参りに来ているように見受けられます。動物のお宮を建てた先人には敬服するばかりです。そしてこの小さな村落が、動物のお宮を受け入れていたことにも驚きます。経済的に豊かな村だったのでせう。
猫の宮にも犬の宮にもそれなりの由来が書かれていました。
猫の宮には延暦年間頃と書かれていますが、西暦で云うと782年から806年までで、鳴くよウグイス平安京が出来た前後になります。
功績のあった猫“玉”を供養して観音堂を建てたと書かれているので、奉られているのは観音様と云うことですね。通称が“猫の宮”。なるほど。
犬の宮は和銅年間だそうです。西暦だと708年から715年の間。
凄く歴史がありすぎるな高畠町!
由来の元ネタは戸川幸夫の「高安犬物語」ですか。いや、逆なのか。
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