2011年8月17日水曜日
機動戦士ガンダムUC 8巻 読了
機動戦士ガンダムUC 8巻 読了
~宇宙と惑星と~ 福井晴敏/著 角川書店/刊 20090425初版660円 角川コミックス・エース
ネオ・ジオンはフル・フロンタル派とミネバ・ザビ派に袂を分かつ。“ラプラスの箱”を確保するべく軍令を無視しロンド・ベル隊司令ブライトの命により独自に行動を開始するネェル・アーガマのオットー艦長。一方連邦軍はアナハイム社の要請によりネェル・アーガマ追跡部隊を結成。アナハイム社はオットーとガンダム・ユニコーン2番機バンシィを送り込む。そしてバンシィのパイロットは…。ビスト財団クーテタの首謀者にしてアナハイム社の幹部であるマーサ・ビスト・カーバインの圧力に屈した地球連邦議員ローナン・マーセナスは、ジャーナリズムによりマーサの牽制を試みるべくフリーのジャーナリストを呼び寄せる。二転三転の状況は混迷を極め、ユニコーンを父から託されたバナージとジオンの末裔ミネバ・ザビを過酷な現実の渦中へと放り込む。悩み苦しみながらゴルディアスの結び目と化した過去を乗り越え、二人は希望の明日へと向かう事が出来るのか!?
絶望とか希望とか一言だと楽なのですが、個々人にとってどうかとなると、ケーズバイケーズで一人ずつ異なります。その個々に異なる部分をドラマとして描きながら、全体として一つの物語にしていくには“物語る技術”が必要になると思います。著者福井晴敏と技術と才能たるや、本作を読んで刮目すべし。
読んでいてついつい「バナージ頑張れ!」って声援を挙げたくなってしまいました。
アムロが助けに来てくれないかなぁ。でなかったらカミーユあたり。
内容紹介:所属を超え、怨讐を乗り越え、ついに強襲揚陸艦《ネェル・アーガマ》へと集った運命の人々、それは《ユニコーン》が示した希望が導いた奇跡(ヒカリ)であった。事態の決着へ向けて、バナージたちは最後の探索を開始する。しかしその最中、共有したと信じた希望は、もっとも残酷な形で裏切られることとなる。突き付けられる現実。そして囁かされる可能性を否定する言葉、可能性(ニュータイプ)では人の心を変革することはできないのか―――!?ガンダムサーガ最新作。人の宿業と対峙する第8巻!(カバー裏表紙より引用)
(ガンダムエース掲載)
コミケ申込を出社途中で投函しようとして忘却。帰宅して思い出し、ポストでは消印が間に合わなくなるので本局深夜窓口に投函。一応出したということで…。
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