木更津駐屯地航空際

木更津駐屯地航空際
2019年12月8日木更津駐屯地航空際にて撮影

2011年8月19日金曜日

PIL 読了


PIL 読了
ヤマザキマリ/著 集英社/刊 20110824第1刷781円 officeYOU COMICS
 お暑いひが続いております。コミケ終了直後から休み無く働いていると、疲れがとれる事無く、また自宅で冷房もかけていないので、そろそろ体力的に限界が来そうな気配を感じます。ほんの数年前までコミケの翌日から仕事していても何ともなかったのにねぇ。
 さて「PIL」
 もし添付の表紙を当てにして本を探しに行くと見つかりませんので注意してください。逆に拙者の場合入手後表紙写真をアマゾンからダウンロードしようとして「俺の購入したのと違う!特捜版があったのか!?」と一瞬思ってしまいました。冷静に考えると何てこと無いんですけどね。
 今も昔も海外に出る勇気を持っている人々を敬服します。日本人同士ですら言葉が通じていないのにさらに文化的にも異なる世界へ出かけていくなんて。
 趣味とか手習い事とか仕事にしても、全く知らない世界へいきなり飛び込むのではなくて、きっかけとなる人、先達となる人がいて初めて踏み込めるのではないかと思います。兄姉のような身近にいる年上の存在は大きいでしょうね。無論家庭環境も大きな影響があるでしょう。拙者がコツコツとマンガを読み続けているのも父母や祖父母が本を揃えていた事と無縁ではないと思います。そんな事をツラツラ考えながら、著者ヤマザキマリが中学高校くらいから海外を出歩くコスモポリタンな生き様は、著者の個人的な資質のみならず、家庭環境からの影響も無視できないと思えます。海外が身近にあったのではないでしょうか。作中は80年代前半であり、その時代のお祖父ちゃんが英国帰りであるならば、そうとう素封家かインテリと考えられます。お母さんも在イタリアですからね。そんな家庭環境を普通に描ける著者って何処のお嬢様よって感じがじませんか。
内容説明:時は1983年。ミッション系お嬢様学校に通うパンクな女子高生・七海と英国帰りの爺ちゃん・徳四郎が巻き起こすラジカルライフ・コメディー!! あぁ、この愛すべき無意識過剰な人々をご堪能あれ!!(カバー裏表紙より引用)
(officeYOU掲載)

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