2011年8月12日金曜日
機動戦士ガンダムUC 7巻 読了
機動戦士ガンダムUC 7巻 読了
~黒いユニコーン~ 福井晴敏/著 角川書店/刊 20081226初版660円 角川コミックス・エース
「状況に潰されるな。絶望を退ける勇気を持て、君が《ガンダム》のパイロット……ニュータイプであるなら」
ビスト財団に囚われた主人公“バナージ・リンクス”とロンドベル部隊司令“ブライト・ノア”との一瞬の邂逅でではありましたが、ガンダム・シリーズを通して見れば、ブライトの言葉の重みに涙が零れました。
本日コミケ初日です。会場の往復時の電車内で読んでました。りんかい線国際展示場駅構内にはガンダムUCOVAの広告が打ってありました。ブライト艦長の声は誰が演じるんでしょうね?このユニコーンに関しては是非とも鈴置さんにやって欲しかった。ブライト艦長のラオ商会との接触、デラーズフリート戦を髣髴させる基地攻防戦。アーケードゲーム「機動戦士ガンダム~戦場の絆~」に登場したと聞くザクⅠ・スナイパータイプの活躍。そしてアムロ、クワトロ=シャア、フォウの支援を受け宇宙へ還るカミーユを描いたZガンダム屈指の名場面に勝るとも劣らない空中モビルスーツ母艦ガルダ強襲戦と燃える展開、オールドファンの記憶を揺さ振る懐かしい場面のオマージュと読み応え最強!
「《ユニコーンガンダム》は、伊達じゃない……!」
カッコいい!!
けど、このセリフの元ネタであるアムロは、ニューガンダムの開発に携わっているからこそ吐けるセリフであって、スペックどころかブラックボックスをただ動かしているバナージでは今一つ心に響かないですな。
国際展示場駅前のサンクスは最早コンビニとは別物と化してますな。このままアキバ駅前に移設してもなんら違和感がありませんわ。
本日は素晴らしい夏日となり、至る所で体調不良を起こした人々が倒れておりました。特に初日は女性の参加が多いので目だっていたのかもしれませんが、車椅子で救護所に運び込まれる男性とか、日陰に倒れこんでいたりと、人に迷惑をかけるくらいなら来るなと云いたいですな。万全の体調で挑んでも、途中で不良になる可能性大なわけですから。それとベビーカーで来場するなとも云いたい。子どもを連れて来るなとは云いませんが、出来ることなら物見遊山で幼児を連れてくるようなまねはしないでいただきたいものです。
会場内では益々外国人(白人系)が目に付くようになりました。壁サークルスタッフにも混ざっていました。黒髪黒目のテレビクルーが移動してきたので何処のテレビ局だろうと注視したらレポーターらしい女性が中国語を話していました。会場内を移動していると結構中国語の話し声が聞こえてくるので、上野アメ横に出没している如何にもオノボリさん的観光客ではなく、来日経験が多いか長期滞在中の東洋人も多数紛れ込んでいると思われます。企業ブースでは白人男性が企業スタッフとしてビラ配りをしていました。
14時には撤収してます。地元のターミナル駅前のアニメショップ屋を廻っていたら、中学生ぽい三人組の少女の一人が“今日からコミケなんだよ”“コミケって何?”“ほらさっき説明した同人誌って…”。脇から説明したくてウズウズしてしまいました。
アニメショップでは本日配布の新刊同人誌が出回っています。買い洩らしチェックもしなければ。
内容紹介:突如として現れ、バナージと《ユニコーンガンダム》を圧倒する黒い《ユニコーンガンダム》。果たしてその正体とは!? 福井晴敏が放つ、宇宙世紀最大の謎を巡るSF大河小説、風雲急を告げる第7弾!
内容(「BOOK」データベースより):虜囚となったバナージを乗せた戦艦「ラー・カイラム」が寄港したトリントン基地に積年の妄執を決死の志へと変えたジオン残党軍が襲いかかる。混乱の中、ブライト艦長の言葉を胸に再び「ユニコーン」に乗り込んだバナージは、目の前で再び連れ去られたミネバを奪還するため、ついに大空へと飛翔する!黒き「ユニコーン」との対決が待つ高高度の戦場で、バナージがつかんだものとは―!?ガンダムサーガ最新作。激情天駆ける第7巻。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 福井 晴敏:1968年、東京都墨田区生まれ。1998年に『Twelve Y.O.』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)(アマゾンより引用)
(ガンダムエース掲載)
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