2011年8月9日火曜日
緑の髪のアミー 読了
緑の髪のアミー 読了
ふくやまけいこ/著 竹書房/刊 20110810初版819円 BAMBOO COMICS
先日紹介した「バクマン。」を読み返した後、何気に「ギリギリ限界集落温泉」を読み返す。どちらもネットを駆使し活用する点では一致しているのに、読後の印象が正反対なのが面白くかつ作者の視点とか演出の差が素晴らしい。どちらも続きが楽しみ。
さて「緑の髪のアミー」。最近著者ふくやまけいこは仕事をしていて、以前の遅筆とは比べものにならないなぁなんて考えながら読み始め、あとがきマンガに行き着くまで、一冊の第一話から最終話まで足掛け十年を経ているとは気がつきませんでした。確かに絵柄が一話一話微妙に変化しているのですが、一年かけて連載したとしても、この程度の絵柄の変化はありえるのではなかろうかと思えるほどです。著者ふくやまけいこの気の長さを称えるべきなのか、連載を切らずに付き合った編集者と編集部を褒めるべきなのか。しかも卓袱台返しとも云うべき、どんでん返しが素晴らしい。ネタバラシをしてしまいますと、なんとヒロインはハーフだったのですよ!これを知って読むのと、知らずに読むのとではかなり読後の印象がかわりますぞ。裏切り御免!
ストーリーは変えて良いので、このキャラと舞台設定でほのぼの日常系アニメ化希望。
内容紹介:そこは人魚たちが暮らす海、蚕浦。ある日、人魚の女の子、アミーちゃんは蚕浦シーワールドで働く、権藤さんという人間に出会う。少しずつ少しずつ、近づいていく2人。でも、人魚と人間の壁はあまりにも高すぎて…。現代版リトルマーメイドの恋の行方は―――!?(帯より引用)
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