魍魎の揺りかご 1巻 読了
三部けい/著 スクウェア・エニックス/刊 20100821発売 540円(税込) ヤングガンガンコミックス
注)前情報を必要としない方は読まないようにしてください。
新連載が始まったのは知っていましたが、内容は知りませんでした。前作が少年少女の現実的サスペンスだったし、タイトルからして今度は伝奇風かしらんと妙な期待をしていたのですが…。
ポセイドン・アドベンチャー+ゾンビ。
見知らぬ客同士が力をあわせたり角を突き合ったりするのがストーリーの醍醐味のようなきがするのですが、敢えて高校の修学旅行生達をメインにしたのはどんな意図があったのか。おそらく本編で描かれる事は無いでしょうから、脳髄魔術の新刊で是非とも、非日常の日常化してもらいたいものです。
第一巻では起承転結の“承”から始まり、事件は既に起きています。今後の展開に期待。
内容紹介:彷徨(ルビ:さまよ)い、足掻(ルビ:あが)くだけ無駄…。『死』への揺らぎに、眠りつくは賢人。駄駄(ルビ:だだ)を捏(ルビ:こ)ね、生き場を求めるは愚者。赤子が零(ルビ;あや)し、魍魎(ルビ:もうりょう)が笑うこの“檻(ルビ:かご)”は最早、舵を失った船のように、ただ彷徨うことしかできない──…。(アマゾンより引用)
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