XENON‐199X・R‐ 7巻 読了
神崎将臣/著 徳間書店/刊 20100901初版619円 RYU COMICS
明日18日が冬のコミケット79の郵送申込締切日。
危うく出し忘れるところであったワイ。
今まで闇の中で正体不明のまま蠢いていた「赤い海」は、“ZENON”の手によりUSAの軍事力を背景とした組織として日本にそして世界に牙をむく。唯一対抗できるのは「赤い海」によって生み出されたサイボーグX-777=重機甲兵ゼノン・叶飛鳥。そして運命に導かれるかのごとく「赤い海」を裏切ったプロトタイプ・ゼノン達が叶の下に集いはじめる。
「ゼノン」平成版の7巻です。てっきり「仮面ライダー」のリメイクだとばかり思っていたのですが、「サイボーグ009」へのオマージュも含んでいるように思えてきました。もしかすると石ノ森章太郎への壮大なチャレンジなのかもしれません。山中に逃げ惑う老婆が叶の変身した姿を見て「あれは“鬼神さま”じゃよ」と云わしめたシーンは感動的でもある反面、その意味するところに思考をめぐらすと、今後の展開にハッピーエンドはありえないと考えてしまいます。
内容紹介:XENON COREを追え!黒部ダムの地下深くに眠る「赤い海」最大の秘密・XENON CORE地下研究施設に侵入した飛鳥たちを待つものとは!?(カバー裏表紙より引用)
(月刊COMICリュウ掲載)
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