木更津駐屯地航空際

木更津駐屯地航空際
2019年12月8日木更津駐屯地航空際にて撮影

2010年8月4日水曜日

バクマン。 9巻 読了

バクマン。 9巻 読了
~才能とプライド~ 小畑健/漫画 大場つぐみ/原作 集英社/刊 20100809第1刷400円 ジャンプ・コミックス
 8月4日発売の「日経流通新聞」に「渋秋系」なる言葉がうたれていました。見出しには「シブヤとアキバ融合」「ダサかっこいい渋秋系ギャル」。以下1面のINDEXより引用「アニメやマンガの要素をファッションに取り入れるギャルの姿が渋谷で増えた。オタクの聖地といわれる秋葉原にも、今まで近寄りもしなかったギャルたちの姿が。」ですって。ググると今年の5月くらいからブログ等に載りはじめていました。私に云わせれば、例えばミニスカートの女子高生は、幼稚園児の制服から成長できていないだけの幼児プレイだし、今回のシブヤとアキバの融合も、現在もTVで盛んにCMを流している幼児用の仮面ライダーや戦隊モノ、プリキュアのキャラクター子供服を大人に成っても着ているに過ぎないんじゃないの、と云いたい。ではいままでも存在していたのにそれらが表層に現れていなかったのは何故かと云えば、キャラクター子供服に対して違和感の無い世代が中年にまで上昇したために、その子ども世代が羞恥心無に着こなす事ができるように成ったと推測しています。ファッションは案外保守的で、五年十年では変らないけど、二十年経ち世代が入れ替わると、二十年前に恥ずかしかった格好が普通になると思っています。その逆もありえて、例えば電車の中で赤ん坊に乳房を含ませていた光景は絶滅しました。ともあれ、アキハバラに電化製品やソフトを買うのではなく、観光に来るのは邪魔でしかないのでこないで欲しいし、確かに便利だけどアキバに飲食店は不要だと思うし、いわんや“クラブ”なんぞSOS団か現視研だけで充分だと思う次第。閑話休題。
 
 本題の「バクマン。」9巻の話。
 見吉香耶の実父が、愛娘の親友の母親が自分の同級生だったことを知らないとは到底考えられないんですけど。しかも自営業で同じ街に住んでいながら。これがサラリーマンで転勤していたとかならまだ分らなくも無いんですけど、地元に密着した商売人の情報網は侮れず、直接会ったのは学校卒業以来無かったとしても、知人の伝で必ず耳にしているはず。いくら都会だったとしても。伏線なのか、ストーリーをシンプルにしたいが為の演出なのか、いくら荒唐無稽なストーリーであったとしても、逆に脇の部分は地道に固めておくべきではないでしょうか。
 その一点以外は、燃える展開、ページをめくる度にハラハラしつつ読み進めました。この緊張感をアニメでより盛上げられると良いですね。
 蒼樹嬢のポジションが岩瀬嬢にシフトしているのが不思議。作者達の中で何があったのでしょうか?いや、でも岩瀬嬢は当初から出演しているから、規定の流れと考えるべきでしょうか。
 どちらにせよ、今後が愉しみです。週刊少年ジャンプの中では唯一購入を続けている作品になってしまったのが、自分でも驚き。
 内容説明:会議に通り、遂にギャグマンガの連載開始! しかし同時にエイジ&岩瀬の作品も掲載される事に! 上の順位を目指すべく最高と秋人は大奮闘するが、ギャグのネタに悩まされ、秋人の仕事に遅れが出始めて…!?(アマゾンより引用)
(週刊少年ジャンプ掲載)


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