GOSICK 読了
桜庭一樹/著 富士見書房/刊 20031215初版600円 富士見ミステリー文庫
アニメ放送中ですが、出来良いですね。オープニング・新旧エンディング共に心地よいし、作画の質がブレる事無く一定以上のクオリティを保持しつつ、ドラマの展開も劇的だし、なんと云ってもカメラワークを含めた演出が何気に金がかかっていて驚きです。CGの進歩が可能にした技だと思いますが、カメラがティルト・パン・トラックを意識しないと流してしまいそうなちょっとした部分で使われているのに気がつくと、丁寧な演出が繰り返されている事に驚きます。出来るなら、30分枠ではなく60分枠で放送して欲しいくらいです。もしくは2時間サスペンス番組の形式でとか。
アニメの出来がとっても良いんで、原作小説を手にして見ました。アニメ同様船に閉じ込められる話です。小説とは云え、流行のセリフと状況説明形式なので、脚本かコンテを読んでいるようで、脳内イメージはアニメのリピートにしかなりませんでした。小説を先に読んでおけば良かった。でも拙者にとって富士見ミステリー文庫で当たった作品は無かったんですよ。このブログのyahoooから含めて約2千数百回の中で初の富士見ミステリー文庫の紹介だと思います。
アニメは最後まで見続けますが、原作小説の続刊を読むかは微妙なところ。
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