2011年6月17日金曜日
バクマン。 13巻 読了
バクマン。 13巻 読了
~愛読者と一目惚れ~ 小畑健/漫画 大場つぐみ/原作 集英社/刊 20110608第1刷400円 ジャンプ・コミックス
バックアップの為の前身基地としてyahooブログ「がちょーん」も毎日手を加えていたけど、いよいよ容量がいっぱいになったのか、単にアクセスが多くてダイアルアップでは対応できなかったのか、ともあれyahooからは引き上げ時なのかもしれぬ。次の前進基地を確保しなければ。
「バクマン。」13巻。今巻ラストの高木秋人のセリフは、そのままアマゾンのレビューを読んでしまった拙者の想いでもあります。頭の中で組み立てようとしていた構造がそのまんま書かれていました。逆に捉えれば、拙者の考えた事は間違いでは無かったと云う事でもありますが、まさか遅出しで似たような内容を書いても意味は無いし拙者のプライドも許しません。でもそうするとここに書くネタが無い。あえてちょっと違う視点を持ってきてみましょう。今巻の目玉はジャンプ掲載ほぼ同期の作家達によるコンテストではあるのですが、基本的構造が既に繰り返しになっている為新鮮味が無く、画面的にも読ませる演出になっており展開に緩みがあるように感じます。ですが、リアルな日常において、マンガ作品を描く作業は学校生活以上のルーチン・ワークであり、日々の展開も毎週の展開も年間の展開も似たような繰り返しに成らざる得ないと想像します。ある意味リアルなマンガ家シュミレーション作品。
今巻劇的なのは平丸一也の行動と告白なのですが、でもこの場面って編集者吉田幸司のマンガ家平丸一也への告白ですよね!? 漢として惚れられたからには男泣きしても良い場面、'70年代ジャンプであれば泣ける場面でしょう。でも今や21世紀、業界内でなら泣けても、読者的にここは腐る場面なのかッ!原作者大場つぐみとしてはドヤ顔のような気がします。さてはて夏のコミケでどうなっているのやら。
“恋愛読切祭(ラブフェスタ)”に引きずられたのか、漫画小畑健の絵柄が急激に変化しています。何処へ向かおうとしているのか、こちらも気になります。
内容説明:人気作家読切祭に向け、最高はこの読切を1人でやってみたいと告白。秋人も承諾し自分は白鳥の連載準備に専念する。互いの成長のために歩み始めたはずだったが、思うようにはいかず、2人の関係も微妙に!? (カバー裏表紙より引用)
(週刊少年ジャンプ掲載)
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