幻影博覧会 4巻完結 読了
冬目景/著 幻冬舎/刊 20110624第1刷590円 バーズコミックス
探偵事務所を開いた松之宮遥のもとへ、恩師の紹介で来た助手は可憐な少女だった。少女高苑真夜は雑用をこなしつつ、折に触れ不思議な知識を披露し、松之宮を手伝っていた。
以下オチを云っちゃいますけど、いいですか?
結論から述べると、高苑真夜は未来人でした。未来に帰る時が近づいたので、真実を知る“恩師”と名乗る人の手により松之宮から引き離されそうになりますが、かぐや姫が月に帰ったように、出逢った人々に別れを告げ少女も未来へと帰りました。めでたしめでたし。
昨今のマンガやアニメやライトノベルの劇的な物語に馴れてしまうと、なんと起伏な無い物語かと思ってしまいますが、現実世界の日常などそんなものかもしれません。例え未来人が居たとしてもです。
内容紹介:冬目景が描くレトロミステリー、完結!! 真夜の両親から託された“もの”が二人に見せたのは未来の技術―――!?ますます深まる自身も知らない真夜の謎に松之宮は……。(帯より引用)
(月刊コミックバーズ掲載)
0 件のコメント:
コメントを投稿