2011年6月4日土曜日
ジゼル・アラン 2巻 読了
ジゼル・アラン 2巻 読了
笠井スイ/著 エンターブレイン/刊 20110526初版620円 BEAM COMIX
1巻目は主要キャラクターの紹介的内容でしたが、今巻では主人公ジゼルの軌跡を追います。新たなメンバーも加え、ジゼルの街の“何でも屋”の仕事にも本格的に物語れることになりそうです。
今発売中の少女マンガ雑誌をほとんど見ていないのですが、20世紀の少女向け雑誌には欧米を舞台にした作品が結構掲載されていた様に記憶しています。本作品もなんとなく70年台頃発表されていた作品の雰囲気を感じてしまうのは、拙者の単なる勘違いなのでしょうか。作画技術や背景や小道具の資料に関しては段違いに進歩していますが。これで主人公がピンチになった時に助けてくれる背の高い二枚目の青年が出てくればOK。
マンガはマンガとして、執事やメイドを雇う家のお嬢様がどこまで家事洗濯を出来るものなでしょうか。家電製品の無い時代普通に家事洗濯をこなせば手は荒れ放題です。現代ですらご家庭の主婦の皆さんは手荒れで困っているというのに。だからこそシャーロック・ホームズは“下宿”していたのでは。
内容紹介:お嬢様の過去と成長。名家・アラン家を飛び出し、独りでアパートの大家兼「何でも屋」をやっている少女、ジゼル・アラン。好奇心のままに暴走しながらも、なんとか依頼をこなすジゼルの前に、もうひとりの「何でも屋」ギーが現れて――。失敗と出会いを経て成長していくジゼルの姿を描いた第2巻。
(Fellows!掲載)
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