獣医さんのお仕事in異世界 8巻 読了
蒼空チョコ/著 アルファポリス/刊 20161130初版1200円
帝都の呪いと恐れられている貴族ばかりがかかり謎の病気に挑む主人公・風見心悟。従者クロエの両親を紹介され、両親からも孫の誕生を大いに期待され小さな親切にホトホト困りきる。命を救った貴族達からも絶大な支持を受ける中、時の皇帝の嫉妬を受ける主人公・風見の取るべき道は。
着々と現代医学を異世界に布石しているなぁ。本来人材を含めたインフラが整っていないと出来ない事を、魔法と云う異世界技術力によってこなすにあたり、著者も割り切って書いている事が端々に読み取れる。政争に巻き込まれ、医療を通じて世直しをしていく異世界の技術者の痛快冒険物語。
ちなみに何処の国であっても、医者の国家免許を取れば、世界中何処でもドクターの肩書きで通るかならなぁ。医者はやはりたいしたものなのだ。
(以下アマゾンより引用)
内容(「BOOK」データベースより)ある日突然異世界に召喚され、世界を救ってほしいと頼まれた獣医師の風見心悟。辺境の街ハイドラで一仕事終えた風見一行は、新たにできることを探すべく、旅に出ることに。まずは帝都へ向かったところ…風見を待っていたのは、帝都の呪いと称される謎の病だった!貴族の間で蔓延するその病を解明するため、風見たちは大奔走。そんな中、正体不明の魔物が現れ、なぜだか風見を攫おうとしてくる。さらには、皇帝の企みにまで巻き込まれて―獣医師・風見が、いま、帝都の呪いを暴く!
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)蒼空/チョコ:平成生まれ。国公立大学の獣医学科で獣医学を学ぶ。2012年に執筆した「獣医さんのお仕事 in 異世界」にて出版デビューに至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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