小説 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち1 読了
~地球復興~ 皆川ゆか/著 福井晴敏/ストーリー KADOKAWA/刊 20171013初版1500円
「宇宙戦艦ヤマト2202」の映像を見た後に本作を読むと、本編では欠けていた情報が入手できて面白いが、小説として読んだ時に面白さを感じられるかと云うか、福井晴敏が考えて、皆川ゆかの手を経たのにも関わらず、正直に述べるとこの程度なのかと思えてしまった。
小説なんだけど、脚本寄りの小説と感じられた。ノベライズだから制限がいろいろあるのだろう。今後読み続けるか思案中。
(以下アマゾンより引用)
内容紹介:圧倒的筆致で描かれる、新たな「愛」の物語――。豪華クリエイター陣が総力を挙げて贈る『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の小説が誕生。アニメ本編では語られることのないエピソードをふんだんに盛り込み、なんと500ページ超の大ボリュームで発進!
さてTVアニメ「銀河道中ヒザクリガー」1話3話~12話を見る。もとへ「Robihachi」を見た。やじさんきたさんをベースに様々なパロディを入れたごった煮的美味しさを楽しめた。ストーイーも12話でまとまっていたし。もし本作の面白さを感じられなかったら世代的なものかもしれない。そうか、日本のバディ物の原点はやじさんきたさんなのかもしれない。
イセカンダルがお伊勢さんであることに気がついたのは3話が始まってからであった。
大手広告代理店(作中ではドンツー)が仕掛けた観光地云々が本作の味噌の一つだが、実は史実の「お伊勢さん参り」も旅行代理店を含む観光産業による大衆観光のはしりと云って良い。そのブームに乗るかたちで「東海道中膝栗毛」が書かれてベストセラーとなったのだ。幕末になるとお伊勢さん参りは下火となっているが、全国で類似観光地が出回っている。
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