境界のRINNE 5巻 読了
高橋留美子/著 小学館/刊 20100922初版419円 少年サンデーコミックス
狂言回しに“シャンプー”いやいや“ラム”そうそう“鳳(アゲハ)”登場。うる星やつらの時は狂言回し役がヒロインの座を得てしまいましたが、腕を磨いて後は初期キャラクター設定がブレることもなく、今回も報われぬ努力をし続ける健気な役どころなのでしょう。
しかし、似たようなラブコメで三十年、ここまでくるとイッソ清々しいと云いましょうか、天晴れとしか云いようがございません。「犬夜叉」の時は「人魚の森」のような連載と短編のようなバランスをとる意味で開始されたのかと思いましたが、才能のある著者の力量によって長期連載と壮大なストーリーとなりました。でも“うる星”“らんま”のラブコメの流れが著者高橋留美子の本流のような気がしますので、「境界のRINNE」で戻ってきたと思えます。
内容説明:死神・鳳の登場でラブコメモード本格化の第5巻!!
りんねに「堕魔死神カンパニー」を継がせるため、強引に結婚指輪(百万円!)を用意し、桜とりんねの結婚を画策する父・鯖人。だまし神に恨みを持つ死神少女・鳳の乱入で事態は混沌!!りんね・桜・鳳の三角関係も加わって、もつれにもつれる会社相続騒動!!
編集担当者からのおすすめ情報:情熱的死神少女・鳳が乱入!りんね×桜×鳳の新たな三角関係が!?ラブコメモード本格化、るーみっくこめでぃー第5巻!!(アマゾンより引用)
(週刊少年サンデー掲載)
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