電波の城 11巻 読了
細野不二彦/著 小学館/刊 20100904初版524円 ビッグ コミックス 体調を考えちょっと休みを貰いまして、TVアニメ「化物語」の配信話と、先日録画し損ねた「刀語り」、「異世界の聖機師」、私にとって裏番組となってしまい視聴していなかったけれども世間的に好評な「世紀末オカルト学院」をネットで視聴してみました。 どれも面白い。 体休めろよって話ですが、完全に不調だと布団から起き上がれませんから、マズマズなのでしょう。 地方のアニメショップでCD・DVDやらアニメグッズを並べているのを見て、地域で放送していない番組が売れるのか疑問でしかたがなかったのですが、パソコンがあればほぼ関東地方と同じ視聴ができる事を考えると、なるほど今だからこそアニメショップが地方に展開出来るのだと思います。 それしにしてもネットと宅配の普及により、オタクにとって良い時代になりました。いや、良い時代になったからオタクが増えたとも考えられまが。
最近は電波ばかりではなくネットでも視聴できるようになり、四六時中放送されているTV番組ですが、我々が見ている番組の舞台裏がどうなっているのかは、ほとんど知る事はできません。華やかな芸能界も“芸能界”という幻想がメディアにより演出されているとしか思えません。ただ今や“芸能”という特殊技能者達の世界ではなく、薄っぺらな“タレント”業界になってしまっているのは確実のようですが。 お台場に立つ丸の内テレビに乗り込んできた女子アナウンサー天宮詩織、彼女は日本中が注目した過去を持ちながらそれを押し隠し、何かの目的を持ってテレビ局に入り、人気を取っていった。そしてテレビ局にはテレビ局の思惑があり、テレビ局に勤める何百何千と云う人々が其々に思惑をもって行動し、その人々には家族がいた。無数の小さな渦がやがて大きな渦巻きに集合していくような、テレビ局を舞台にした大河ドラマ。 「ダブルフェイス」では全連載ページの主線をアシスタントが描いている回もありますが、「電波の城」での主要キャラクターは作者本人がペン入れをしているように見受けられます。それだけ気合の入れ方がちがうのでしょう。
書籍紹介: 女子アナ成り上がり列伝!今年の女子アナMVP!!ーーバラエティから報道、お天気お姉さんまで フリーアナ・天宮詩織の人気は、さらに大晦日の格闘技特番で向かうところ敵なしのウナギのぼり状態!しかし、絶頂目前の天宮の前に再びトップキャスター・本城律子が立ちはだかる。テレビの腐敗を暴き、天宮を窮地に陥れる衝撃の告発番組とは!?権謀術数うずまくテレビ界に新たな激震がーー
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