アキハバラ無法街 読了
杉村麦太/著 秋田書店/刊 20080320初版552円 チャンピオンREDコミックス
荒廃し廃れたアキバの街で細々と営業しているメイド喫茶に再開発の名の暴力がおとずれようとしていた時、女装娘メイド「くるり」が皆の街を守るため立ち上がる!!
画面に描かれるアイコンは“cool Japan”ながら、ストーリーは見慣れた(私らの年代にはね)ウエスタン・アクション物を基本に忠実に作り上げているので土台はしっかりとしています。古典をシッカリと踏まえながらも(多分著者は古いアクション映画がお好きなのでしょう)荒唐無稽な世界設定を力技で魅せつけてくれる技量に敬服。何故に人気が出なかったのか!?私も新古書店で手に取るまで、この作品の存在を知りませんでした。著者杉村麦太の次回作に期待。
最近の秋田書店は侮りがたし。私を面接で落とした恨みは忘れんが。
内容紹介:旧アキバVS新アキバ!!!! 20XX年―――古き良き伝統と文化を守る「旧アキバ」を「新アキバ」の無法な暴力が襲う!!たった一人で非力な街を守るのは女装メイド少年、その名も「くるり」!!
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