食べ物紀行(浜鶏ラーメン)
福島県の水族館「アクアマリンふくしま」の隣の埠頭にある「いわき・ら・ら・ミュウ」の中に新たにできた「浜鶏ラーメン」で「浜鶏つけ麺」950円を食べてみました。震災後浜通りの食材に拘って、聞くも涙語るも涙の末、試行錯誤の上で作られた「浜鶏ラーメン」(浜通りとかけている)の2号店。
自分の注文が出来上がるまで店内をボーっと眺めていると、先に順番が来た人たちが胡
椒やらなにやらをぶっ掛けるのが目に付く。食べる前からそんなに調味料を入れたら味が分からなくなるのではなかろうか、いや既に食べているからこそ調味料で上掛けしているのかもしれぬ…。出てきたつけ麺を食べる。麺はまあ普通。スープは鶏の味がする。塩っぱい。なんだか欧米の中世から近世を舞台にした物語で出てくる塩スープとはこういうものでは無かろうか?と思いつくような塩っぱさ。しかし鶏の
出汁が利いているのも確か。塩と鶏の単調なマリアージュ。良く云えば素材の味だけで勝負をしたみたいな。勝負に勝って試合に負けたか?
負けてるなぁ。
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