食べ物紀行(碁点)
「碁点」のランチメニュー「煮魚御膳」1100円を食べる。今日の煮魚は“銀鱈”。
写真はソーシャルディスタンス用の透明フイルムの影は丁度銀鱈の上に重なるは、銀鱈の色彩は暗褐色で中が良く見えないが、食べると美味い。
和食居酒屋が作るだけあって旨い。母親に作ってもらったのとは雲泥の差がある。コストも技術も違うのだろう。そもそも拙者自身が煮魚なんてやったことがない。寒い日には缶詰のサバやサンマやイワシを鍋で煮返したり、野菜を入れてみたりくらいしかしていない。だいたい魚をさばいたことないし。
それでも生きていけるなんて、なんて良い世界になったのだろう。
さて銀鱈、生姜が効いていて旨い。ごはんもススムが、この銀鱈で日本酒をキュッとやれたら最高だろうなぁ。
銀鱈を噛みしめて、ご飯を口にして更に噛みしめる。
美味い。
子どもの頃は煮魚をおかずに出来ず、煮魚だけ食べるか、せいぜい茶碗の半分程度(拙者宅の飯茶碗は、近所の家では丼と云われていたサイズだった事を後年知った)しかゴハンが進まなかったが、子どもの舌だったから旨味が分からなかったのだろうと今は思う。魚の旨さを感じるようになったのは、多分お酒を飲み始めてからだろうな。しかも最初はビールと唐揚げとかだったのが、どんどん和食系にシフトしてきたような気がする。
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