食べ物紀行(駅弁)
東京駅JR東海改札口内で購入した「ジェイアール東海パッセンジャーズ」製「オムドライカレーとチキンカツ」1080円を、もし外れでもブログネタにはなるだろうとあまり期待せず購入。結論、美味し!
ドライカレーである点が評価。カレーは脂分が多いので冷えると脂が分離して不味く感じる。その欠点を補ったのがドライカレーと云える。おそらく“カレーパン”で試行錯誤を重ねて、各店舗、各地域が切磋琢磨した結果、冷えたカレーでも美味いルーを作り出したのだろう。
カレーは日本の国民食!
パンではなくゴハンで、冷えても旨い弁当を!
まさに今の時点で、その粋が結実したのがこの「オムドライカレーとチキンカツ」と云えよう。(BGM「時代」中島みゆき)
そして単独で主役を張れる“チキンカツ”が、敢てのダブルキャスト。なんと云う贅沢だろう。そして肉としては淡泊であるが故に、ドライカレーの中の牛肉とぶつかり合う事無く、互いに高めあっている所が、チキンを抜擢した着眼点が素晴らしい。
写真では分からないが、ご飯は炒飯のようにカレーでコーティングされている。ドライカレーのルーはご飯の中心部に偏在しているのだ。弁当全体で見ると、ご飯・ルー・玉子・チキンカツの四重層となっている。パッケージだけでは判らない、眺めているだけでも判らない、食べて始めて判る“初見殺し”なのだ。
天晴~ッ!
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