埼玉県は大宮駅の「大宮弁当」1000円。製造は宇都宮駅の国内有数の老舗の駅弁屋「松廼屋」。大宮なのに宇都宮なのがちょっと残念。
大宮弁当は発売開始以来内容も値段も度々リニューアルされている。前回までの幕の内的弁当から一新された。
おかずを別に五本の筋が目にはいる。てっきりご飯の上におかずがのせてあるのかと思えば、なんと一つづつ独立しており、真ん中の黄色い卵焼きは一本の直方体だし、左端のは紫芋のコロッケである。赤いパフリカの下はスパゲティであり、昨今ご当地グルメとして売り出されている"大宮ナポリタン"を見立てているのだろう。だから最初に考えていた程ご飯が多くなくて驚いた。初めはこうなっていると気がつかず、おかず脇のハム乗せご飯をバクバク食べてから卵焼きやコロッケに辿り着き、食べ方に大きく修正を加えた。
パッケージに書かれている"鉄道のまち大宮"だが、バイク用ヘルメットのまちとして世界的に名が通っていたり、胃カメラ発祥地や光学機器のまちとしての顔もある。
写真下の新幹線の絵は蓋の下に置かれたバレンである。あまり知られていない大宮駅のマスコットキャラクター"まめお"と"まめこ"が鳥居をバックに石畳を歩いている。そう、大宮には大きな宮がある。武蔵一の宮"氷川神社"があるのだ。
等々大宮に思いを馳せながら平らげてしまった。ごちそうさまでした。
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